新型911のエントリーモデルがデビュー｜Porsche

Porsche 911 Carrera｜ポルシェ 911 カレラ

Porsche 911 Carrera Cabriolet｜ポルシェ 911 カレラカブリオレ

992型の「911カレラ」「911カレラカブリオレ」がデビュー

ポルシェAGは7月30日、8代目となる新型ポルシェ911（992型）のエントリーモデルである「911カレラ」「911カレラカブリオレ」を発表。すでにデビューしている高性能な「S」「4S」モデルに追加されたことで、911シリーズのモデルレンジが拡大した。

Text by HARA Akira

385psの3.0リッター水平対向6気筒ターボを搭載

新型「911カレラ」のクーペとカブリオレがリアに搭載する3.0リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンは、小型化されたタービンとコンプレッサーを新たに搭載することで、最高出力が先代に比べて15ps（11kW）パワフルになった385ps（283kW）を発生。

新開発の8段デュアルクラッチトランスミッション（PDK）と組み合わされ、0-100km/h加速4.2秒（スポーツクロノパッケージはさらに0.2秒短縮した4.0秒）、最高速度293km/h、新欧州サイクル（NEDC）燃費はクーペが9.0 ℓ/100km、カブリオレが9.2 ℓ/100kmと公表されている。（Sモデルは最高出力450ps、0-100km/h加速3.7秒、最高速度308km/h）

911カレラの装備や技術的ハイライトは、先に登場した上位モデルの「911カレラS」と変わらず、10.9インチタッチスクリーンディスプレイを備えたインテリアや高度なコネクティビティ、ポルシェウェットモードに代表されるアシスタントシステムなどがその一例である。

Sモデルとの外観上の違いは、ひとまわり小さな前235/40ZR19、後295/35ZR20となるタイヤとホイール、4輪とも黒くペイントされた4ピストンモノブロックキャリパー、直径330mmのブレーキディスク、2本のシングルエギゾーストパイプなどが挙げられる。

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