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2021年6月30日
フェラーリ初のV6ハイブリッド搭載モデル「296GTB」がデビュー|Ferrari
過去の名車のディテールを引用したエクステリアデザイン
全長4,565×全幅1,958×全高1,187mmのボディは、過去10年間のフェラーリ製ベルリネッタの中で最もコンパクトなもの。短いホイールベースや筋肉質のフェンダー、バイザースタイルのフロントウィンドウ、たくましいフライング・バットレス、新しい垂直のリアスクリーンといった各要素の組み合わせには、限定モデルのJ50やP80/Cのワンオフモデル、さらに1963年の250LMなどの要素が巧みに採用されている。
ヘッドライトは過去のティアドロップ型ライトにインスピレーションを得ており、リアは硬いものを切り落としたようなカムテール形状を採用した。高速走行時のハンドリングとブレーキングのパフォーマンスを最大化するアクティブ・スポイラーは、バンパーのデザインと一体化。テールパイプはモダンなセンター1本出しスタイルで、ホイールはツインの星形スポークデザインだ。
また、アンダーボディは、中央部が徐々に法的に認められた最低地上高に近づくデザインで、これによるグランドエフェクトで発生する吸引力が、フロントのダウンフォースを増強する仕組みになっている。
コクピットはピュアでミニマルな雰囲気を追求。インストルメントクラスターは、エンジン停止中は黒一色で、スタートエンジンボタンを押すと徐々に全てのコンポーネントに命が宿るフルデジタルインターフェースを採用。ダッシュボードは素材と色によってシームレスに、彫刻のようなドアパネルにつながっている。
また、サーキットでのパフォーマンスを追求するユーザーのために、全体で12kgの軽量化を果たした「アセット・フィオラノパッケージ」を用意したことも発表した。
フェラーリ初のV6ハイブリッド搭載モデル「296GTB」がデビュー|Ferrari
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Ferrari 296GTB|フェラーリ296GTB
- ボディサイズ|全長 4,565 × 全幅 1,958 ×全高1,187 mm
- ホイールベース|2,600mm
- トレッド前/後|1,665 / 1,632mm
- 車両乾燥重量|1,470 kg
- 重量配分 前/後|40.5% / 59.5%
- エンジン|2,992 cc 120°V型6気筒DOHC
- 最高出力|610kW(830 cv) / 8,000 rpm
- 最大トルク|740Nm / 6,250rpm
- 最高許容回転数|8,500rpm
- 高電圧バッテリー容量|7.45kWh
- トランスミッション|8段F1デュアルクラッチ
- 駆動方式|MR
- タイヤ 前/後|245/35ZR20 / 305/35ZR20
- 0-100km/h加速|2.9秒
- 0-200km/h加速|7.3秒
- 最高速度|330km/h
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