5代目プリウスが世界デビュー──「コモディティ」ではなく「愛されるクルマ」を目指して|TOYOTA
CAR / NEWS
2022年11月17日

5代目プリウスが世界デビュー──「コモディティ」ではなく「愛されるクルマ」を目指して|TOYOTA

HEVは1.8リッターと2.0リッター、PHEVは2.0リッターを搭載

HEVは最新のハイブリッドシステムを採用。システム最高出力は、2.0リッター車では144kW(193ps)となり、従来型比1.6倍。これまでと同等の低燃費を達成しつつ、胸のすくような加速感やドライバーの思い通りに反応するレスポンスの良い走りを実現している。E-Fourの設定もあり、高出力モーターの採用などによって、雪道や低μ路での登坂性能や旋回時の安定性がさらに向上している。
PHEVでは従来型を大幅に上回る加速性能と静粛性を実現する2.0リッター プラグインハイブリッドシステムをトヨタ初採用。高効率のダイナミックフォースエンジンと、高出力の駆動用リチウムイオンバッテリーの組み合わせにより、従来型同等の低燃費を維持しつつ、164kW(223ps)ものシステム最高出力を達成。加速性能は0-100km/h加速で6.7秒をマークするなど、優れた動力性能を実現している。
またEV走行距離は、従来型に比べ50%以上伸びた。日常生活の大部分をEV走行だけでカバーできるよう、バッテリー性能を向上している。また充電中にパワースイッチをオンにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」の設定があり、もう1つの部屋のように車内で快適に過ごすことができるという。
PHEVでは、従来ラゲージ部にあった電池パックがリヤシート下部に移され、低重心化とラゲージスペースの拡大を実現。新型プリウスのスポーティな走りと、利便性が両立した。
これらを搭載するプラットフォームは、第2世代に進化したTNGAだ。これにより、低重心化や大径タイヤの採用を実現している。さらにボディの各所に補強を施して剛性を高めたほか、静粛性も向上。
足回りでは、改良を加えた前/マクファーソンストラット式、後/ダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用し、直進ではどっしりと、コーナーではドライバーの意図に応じた車両応答性とライントレースのしやすさを実現。最新のパワートレーンとの組み合わせによって、乗った人を虜にさせる運動性能を備えることになった。
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