ポルシェ、8気筒エンジンを搭載した新型カイエンGTSを発売|Porsche
CAR / NEWS
2020年6月16日

ポルシェ、8気筒エンジンを搭載した新型カイエンGTSを発売|Porsche

Porsche Cayenne GTS|ポルシェ カイエンGTS

Porsche Cayenne GTS Coupe|ポルシェ カイエンGTS クーペ

8気筒エンジンを搭載したカイエンGTSが復活

ポルシェジャパンは6月12日、V8エンジンを搭載した新型SUV「カイエンGTS」「カイエンGTSクーペ」の販売を同日から開始した。

Text by HARA Akira

先代比で最高出力が20ps(14kW)、最大トルクが20Nm向上

GTSモデルはパワートレーンが特に重要な役割を果たすというポルシェ。先代カイエンGTSには3.6リッターV6ツインターボを搭載していたが、新型では再びフラッグシップモデルにふさわしい4.0リッターV8ツインターボを採用した。
最高出力460ps(338kW)、最大トルク620Nmを発生するこのエンジンは、先代に比べて最高出力が20ps(14kW)、最大トルクが20Nm向上し、スポーツクロノパッケージ車では0-100km/h加速で先代より0.6秒速い4.5秒、最高速で8km/hアップした270km/hを公称している。
オートマチックトランスミッションは8段ティプトロニックで、NEDC複合サイクル燃費は11.4~11.2ℓ/100km。これらのパフォーマンスはGTSクーペモデルでも同様とされている。
スポーツエグゾーストシステムは、GTSではテールパイプがリア左右に、GTSクーペでは2本のオーバルテールパイプとして中央に配置される。
足回りは、標準仕様のスチールスプリングタイプでは車高を20mmローダウンでき、スポーティなダンパーコントロールが可能なアクティブ制御のポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)、ポルシェトルクベクトリングシステム(PTV Plus)を装備。21インチRSスパイダーデザインホイール、鋳鉄製大径ブレーキ、レッドカラーブレーキキャリパーを採用。
さらにオプションでは、車高を10mmローダウンする3チャンバーエアサスペンションや、高性能なタングステンカーバイトコーティングのポルシェサーフィスコーテッドブレーキ(PSCB)、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)を用意する。
エクステリアは、LEDの前後ライトにダークカラーのティンテッド加工を施すとともに、21インチアルミホイールやエアインテーク、サイドウインドウトリム、テールパイプ、リアのモデル名とポルシェロゴをブラックでカラーリングしている。
インテリアでは、ルーフライニング、8wayスポーツシートのセンターパネル、センターコンソールアームレスト、ドアにアルカンターラを採用するとともに、フロントドア、ドアシル、レヴカウンター、ヘッドレストにGTSロゴをあしらった。
また、アダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビュー付パークアシスト、コンフォートアクセスなど、日本以外の市場ではオプションとなる装備を標準で搭載しているのも特徴だ。
価格は、カイエンGTSが1,682万円、カイエンGTSクーペが1,752万円となっている。
問い合わせ先

ポルシェカスタマーケアセンター

Tel.0120-846-911
https://www.porsche.com/japan/jp/

                      
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