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2020年10月20日
第5世代に進化した新型ルノー「ルーテシア」がデビュー|Renault
RENAULT Lutecia|ルノー ルーテシア
第5世代に進化した新型ルノー「ルーテシア」がデビュー
ルノー・ジャポンは10月16日、フルモデルチェンジして第5世代になった新型ルノー「ルーテシア」を発表した。
Text by HARA Akira
ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新設計されたモジュラープラットフォームを初採用
ルノー ルーテシアは、1990年に登場して以来、コンパクトカーの先駆者としてこのクラスに革新をもたらしてきたモデル。初代から第4世代までのシリーズ累計で1,500万台を販売し、これまで2度の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。
新型ルーテシアは、 ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新設計されたモジュラープラットフォームの「CMF-Bプラットフォーム」を初採用したモデルだ。この最新プラットフォームは、先代モデルのプラットフォームより約50kg軽量化しながら高い剛性を持ち、高出力パワーユニットを受け止め、しなやかなサスペンションの動きやハンドリングの正確さを引き出すという。
また、さまざまな路面での静粛性やエンジンルームの遮音性、万一の場合の安全性、ボディ下面を覆うパネルによる空気抵抗の軽減など、新型ルーテシアの高い基本性能を支えている。
先代モデルに比べコンパクトになったボディサイズによって空気抵抗が低減し、 重量も軽くなり、燃費も向上にも貢献している。
新型のボディサイズは、全長4,075×全幅1,725×全高1,470mm。エクステリアはより洗練され、ルノーの各モデルに共通した特徴的なフロントマスクが与えられた。ヘッドライトは100%LED化され、ルノーモデルを象徴するCシェイプのデイタイムランプが装備されている。ボディカラーは、「LOVE」のデザインテーマを連想させるルージュ フラムM、新色のオランジュ バレンシアM(オレンジ)、新色のブルー セラドンM(アクアブルー)、ブラン グラシエ、ブルー アイロンM、ノワール エトワールMの6色が設定されている。
ボディサイズはコンパクトになったものの、 インテリアは先代モデルより広い室内空間を実現。ダッシュボードは波のような曲線と水平基調の造形を取り入れた形状となり、 広く見通しの良い印象を与えている。