アウディ「S1」「S1スポーツバック」を発表|Audi
CAR / NEWS
2015年1月15日

アウディ「S1」「S1スポーツバック」を発表|Audi

Audi S1|アウディS1
Audi S1 Sportback|アウディ S1 スポーツバック

アウディもっともコンパクトなSモデル、「S1」「S1スポーツバック」を発表

アウディA.G.は、ラインナップ中もっともコンパクトな「A1」「A1スポーツバック」に、スポーティバージョン「S1」「S1スポーツバック」を設定した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

2.0TFSIを搭載し231psを発揮

アウディはコンパクトハッチバック「A1」およびその5ドア版「A1スポーツバック」に、よりスポーティな「S1」および「S1スポーツバック」を発表した。

S1、S1スポーツバックのエンジンには、2リッター直列4気筒直噴ターボエンジン、2.0TFSIを搭載。最高出力は170kW(231ps)、最大トルク370Nmを発揮し、0-100km/h加速はS1で5.8秒、S1スポーツバック5.9秒。最高速度はともに250km/hだ。リアアクスルに搭載する油圧式のマルチプレートクラッチでその駆動力を配分するクワトロ、つまり4輪駆動を採用しているのは、最小モデルといえどもSを冠するモデルの証といえる。

アウディのあたらしいモデルらしく省燃費性能も誇り、スポーティモデルでありながら欧州計測値で7.0-7.1ℓ/100km(およそ14.1-14.3km/ℓ)だ。

向上したパワーにあわせて、フロントブレーキは強化され、直径310mmのディスクと容量のおおきなマスタシリンダーを採用。S1ロゴ入りレッドブレーキキャリパーはオプションだ。タイヤサイズは標準で214/40R17、さらにオプションで225/35R18も用意される。

Audi S1

Audi S1 Sportback

ステアリングシステムやサスペンションには、ベースモデルから改良がほどこされた。とくにリアサスペンションは、トーションビーム式からスポーティかつ硬めにセッティングされた4リンク式のものに変更されている。また、アウディ ドライブセレクトで、エンジン、エアコン、ショックアブソーバーの設定を変更して、シーンにあわせたドライビングをたのしむことができる。

A1シリーズのフラッグシップとして、エクステリアにはそれをわかるよう目立つ特徴があたえられている。キセノンプラスのヘッドライトは新意匠のものを採用し、LEDのリアライトも水平基調のデザインになっている。前後のバンパーやサイド、エグゾーストパイプにはアグレッシブなデザインがほどこされスポーティさを演出。さらに、クワトロ エクステリア スタイリング パッケージを装着すると、巨大なルーフスポイラーなどの特別な装備がそなわる。

インテリアは、リング状のエアコンの吹き出し口をはじめ、全体をダークトーンで統一。オプションのクワトロ インテリア スタイリング パッケージを選択することで、アクセントカラーがあしらわれる。フロントのスポーツシートは、オプションでヘッドレスト一体型のSスポーツシートも選択が可能だ。

S1、S1スポーツバックともに、ドイツでは2014年の第2四半期から販売が開始され、価格はS1が29,950ユーロ、S1スポーツバックが30,800ユーロから。なお、本国仕様では、ナビゲーションシステムやMMI、BOSEサラウンドサウンドシステムをはじめ、さまざまな装備がオプションとして提供される。

           
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