メルセデス・ベンツ CLS 550 ブルーエフィシエンシー 新世代4.7 リッターV8を積む550をラインナップに追加
Mercedes-Benz CLS 550 BlueEFFICIENCY|
メルセデス・ベンツ CLS 550 ブルーエフィシエンシー
新世代4.7 リッターV8を積む550をラインナップに追加
メルセデス・ベンツはCLSクラスに4.7リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載した「CLS 550ブルーエフィシエンシー」を追加すると発表した。
文=谷中朋美
先代の5.5リッターエンジンを凌駕するパワー
4ドアでありながらクーペを彷彿させるエレガントでスポーティなスタイリングが人気を集めるCLS。2代目となる現行モデルは、3.5リッターV型6気筒直噴エンジンの「CLS 350 ブルーエフィシエンシー」と、5.5リッターV型8気筒直噴ターボを積む「CLS 63 AMG」をラインナップしていたが、今回、あらたに「CLS 550 ブルーエフィシエンシー」が発表され、より選択の幅が広がった。
あたらしいCLS 550 ブルーエフィシエンシーに搭載されるエンジンは、先代の5.5リッターエンジンを凌駕するパワーをもつ、新開発の4.7リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジン。綿密な燃料噴射をおこなうピエゾインジェクターをもちいたスプレーガイデッドガソリン直噴式燃料噴射システムと、1ミリ秒以内に点火スパークを最大4回発生するマルチスパークイグニッション、ツインターボチャージャーなどの最新テクノロジーが採用された。
最高出力は、先代の5.5リッターモデルから15kW(21ps)アップの300kw(408ps)、最大トルクは、70Nmアップし600Nmを発生。さらに、アイドリングストップ機能を搭載するとともに、高効率を追求した7段オートマチックトランスミッションを組みあわせることで、従来モデルよりも50パーセントも燃費を向上させたという。
サスペンションは、速度や走行状況におうじて減衰力や車高を自動的に調整する電子制御式エアサスペンション「AIRマティックサスペンション」を装備し、優れた操縦性と上質で快適な乗り心地を両立した。
エクステリアはスポーティなAMGスタイリングパッケージを採用
エクステリアには、フロントスポイラーやリアスカートがつくAMGスタイリングパッケージを採用し、足もとは19インチのAMG5スポークアルミホイールによってスタイルアップした。さらに、ツインクロームエグゾーストエンドやシングルルーバーフロントグリルなどを備え、スポーティさをより強調したデザインになっている。
装備面では、ガラススライディングルーフ、ハーマンカードン製ロジック7サラウンドサウンドシステムを標準で備え、インテリアの上質感を高めるエクスクルーシブパッケージ(セミアニリンレザーシート、フルレザー仕様、アルカンターラルーフライナー)が専用オプションとして設定された。
ステアリングは左右ともに用意され、価格は1175万円となっている。
Mercedes-Benz CLS 550 BlueEFFICIENCY|
メルセデス・ベンツ CLS 550 ブルーエフィシエンシー
ボディサイズ│全長4,965×全幅1,880×全高1,415mm
ホイールベース│2,875mm
エンジン│4.7リッターV型8気筒直噴ツインターボ
最高出力│300kW(408ps)
最大トルク│600Nm
トランスミッション│7段オートマチック
JC08モード燃費│10.2km/ℓ
価格│1175万円