新型コンチネンタルGTコンバーチブルやベンテイガ限定車を披露|Bentley
CAR / NEWS
2019年3月28日

新型コンチネンタルGTコンバーチブルやベンテイガ限定車を披露|Bentley

Bentley Continental GT Convertible
ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル
Bentley Bentayga A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan
ベントレー ベンティガ A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan

新型コンチネンタルGTのオープンやベンテイガ限定車を披露

ベントレーは1月31日、東京都内で新型4シーター オープンモデル「コンチネンタルGTコンバーチブル」、日本限定特別仕様車のSUVモデル「ベンティガ A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan」、ベントレー創業100周年モデルを発表した。

Text & Photographs by HARA Akira

クーペと比べても遜色ない動力性能

発表会の冒頭で登壇したベントレー モーターズ ジャパンのティム マッキンレイ代表は、「2018年、ベントレーは6年連続で世界販売1万台を達成し、日本では史上2番目に高い437台をお客様に届けることができました。そして2019年は会社設立100周年を迎える年です。100年前、ウォルター・オーウェン(W.O)ベントレーは会社を興し、1921年には初の市販モデル『3リッター』を19台生産しました。今回、ワク井ミュージアムのご好意でこのクルマを展示することができました。」と、好調な販売状況を説明。

「そして今日お披露目する『コンチネンタルGTコンバーチブル』はすべてが英国で生産されており、世界最高のグランドツアラーを製作してきたベントレーの技が注ぎ込まれています。視線を引きつける優雅なアンダーステートメント、納得のエンジニアリング、新型が持つ桁外れの実力は唯一無二であり、誇り高き英国ブランドでないと生み出せないものです。ぜひこのGTをご覧ください」と紹介した。

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル

アンベールされたマゼンタカラーのコンチネンタルGTコンバーチブルが搭載するのは、最高出力635ps/6,000rpm、最大トルク900Nm/1,350-4,500rpmを発生する排気量6.0リッターのW型12気筒TSIツインターボエンジン。

8段デュアルクラッチトランスミッションと組合わされ、最高速度はベースとなったコンチネンタルGTクーペと同じ333km/h、0-100km/h加速は0.1秒遅い3.8秒と公表された。可変シリンダーシステムにより、一定の条件下でエンジンの半分が休止する6気筒エンジンとして稼働するため、12.4ℓ/100kmという燃費性能を達成した。

Bentley Continental GT Convertible
ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル
Bentley Bentayga A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan
ベントレー ベンティガ A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan

新型コンチネンタルGTのオープンやベンテイガ限定車を披露(2)

ルーフの開閉性能を高めたオープン グランドツアラー

新型コンチネンタルGTコンバーチブルのボディは、先代と比べて20パーセント軽量化したうえでねじり剛性も5パーセント向上。足回りでは、先進的な48Vコントロール システムによるベントレー ダイナミックライドを搭載。静かな作動、瞬時の反応、十分なパワーを持つ電子アクチュエーターを各アクスルのアンチロールバーに採用することで、従来型のように車体制御のため乗り心地が犠牲になることを防ぎつつ、ねじれ抵抗を状況に応じて変化させることが可能となった。その結果、コーナリング時もダイナミックライドがロールを即座に抑えることでタイヤの接地性を最大限に確保し、クラストップの乗り心地と圧倒的なハンドリングを両立したという。

エクステリアの特徴であるこのモデル専用のファブリック製コンバーチブルルーフはZパターンに折りたたまれる構造となり、50km/hまでの走行中でも19秒で開閉でき(先代はそれぞれ30km/h、25秒)、シーリングシステムや防音材を一新することで巡航走行中のノイズを先代モデルより3デシベル低減することに成功しているという。ルーフカラーは、英国伝統のツイード模様をはじめとする7種類。組み合わせるボディカラーは標準で17色、オプションを含めると最大70色から選択できる。

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル

オープンエアを満喫するための2+2のインテリアにも抜かりはない。最高級の天然レザーや、10平方メートル以上にわたって使用された環境に優しい方法で入手したという希少なウッドパネルなど、職人技の結晶から生まれたキャビンになっている。

センターコンソールには、クーペと同様のローテーションディスプレイを採用。乗り込んだ瞬間にはウッドパネル、エンジンスタートすると12.3インチタッチスクリーン式デジタルディスプレー、さらに3つ目の面として外気温、コンパス、クロノメーターが3連に並ぶアナログメーターが選択できる。その下にはアナログ時計が設置されており、ピロー式ローレット加工やダイヤモンドローレット加工が施されたスイッチやコントロール類が、ラグジュアリーさを溢れさせている。

オールシーズンのオープントップ グランドツーリングを楽しむため、ベントレー独自のキルトが施されたヒーター付きコンフォートシートにはネックウォーマーがシームレスに組み込まれており、さらにステアリングホイール ヒーターや新設計のセンター&ドアアームレスト ヒーターを装備した。

新型コンチネンタルGTコンバーチブルの日本での価格は2,818万円。デリバリーは2019年の第3四半期を予定している。

日本限定のベンテイガも披露

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル

Bentley Bentayga A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル

このほか、ベントレーのビスポーク部門であるマリナーにより限定10台が製造される、日本の寄木細工などをインテリアに使用した日本限定特別仕様車「ベンティガ A Limited Edition by Mulliner exclusively for Japan」も登場。こちらは、2019年第1四半期に納車が予定されており、価格は3,086万円となる。

発表会場では、さらに、ベントレー100周年仕様の「コンチネンタルGT」に加え、冒頭でマッキンレイ代表が述べた通り、ベントレー初の市販モデルである「3リッター」などが展示された。

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Bentley Continental GT Convertible|ベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル
ボディサイズ|全長 4,850 × 全幅 1,954(ミラー閉) × 全高 1,399mm
ホイールベース|2,851 mm
重量|2,214 kg
前後重量比|55:45
エンジン|6.0リッター W型12気筒 ツインターボ
最高出力| 635ps/ 6,000 rpm
最大トルク|900 Nm / 1,350-4,500 rpm
トランスミッション|8段DCT
駆動方式|4WD
サスペンション 前|ダブルウィッシュボーン
サスペンション 後|マルチリンク
ブレーキ 前|420mm ベンチレーテッドディスク
ブレーキ 後|380mm ベンチレーテッドディスク
タイヤ 前|265/40ZR21
タイヤ 後|305/35ZR21
最小回転半径|5.755 メートル
トランク容量|235リットル
0-100km/h加速|3.7 秒
最高速度|333 km/h
CO2排出量|284 g/km
価格|2,818万円

問い合わせ先

ベントレーコール

0120-97-7797

           
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