ジャガーFペイスに最上級グレードのSVRを設定|Jaguar
Jaguar F-Pace SVR|ジャガー Fペイス SVR
ジャガーFペイスに最上級グレードのSVRを設定
ジャガーはSUV「Fペイス」に最上級グレード「SVR」を設定すると発表した。
Text by YANAKA Tomomi
最高出力550ps。スポーツカーのパフォーマンスとSUVの融合
ジャガーとランドローバーの最もハイグレードなモデルに冠せられる「SVR」。スペシャル ビークル オペレーションズ(SVO)がチューニングを手掛ける最上級グレードがジャガー初のSUV「Fペイス」に登場することがアナウンスされた。
パワートユニットには、最高出力550ps、最大トルク680Nmを発生する5.0リッターV8スーパーチャージドのガソリンエンジンを搭載。最高時速は283km/h、0-100km/h加速は4.3秒と、Fペイス史上最も速く、パワフルなモデルとなる。
このパフォーマンスに寄与するのが、Fペイスで初採用となるリア エレクトロニック アクティブ ディファレンシャル(EAD)など最新の技術。トルクオンデマンド式の全輪駆動システムの制御技術はEADのメリットを最大限発揮できるよう最適化されるなど、サスペンションやソフトウェアもSVR専用のチューニングが施されている。
低床化し、筋肉質なスタイリングになったエクステリアもSVRならではのアレンジが加えられ、フロントのエアインテークとサイドフェンダーベントも一回り拡大。足元には21インチ、もしくは22インチの軽量アロイホイールを装着する。
リアは、6.6キロ軽量化したバリアブル アクティブ エキゾースト システムを備えた専用バンパーを採用。バンパーにはサイドストレーキを取り付け、リアからの気流を整え、エアロダイナミクスのパフォーマンスを補完する役割も果たす。
いっぽうのインテリアは、スポーティなレッドや、ラグジュアリーな雰囲気のライトオイスターなど4色のテーマカラーを設定。
側面のサポートを強化したスリムラインスポーツシートを取り入れ、SVR仕様のステアリングホイールにはアルミニウム製パドルシフトが与えられる。
また、インフォテイメントシステムは、10インチのタッチスクリーンと、12.3インチのHDインストルメントクラスターを備えた「Touch Pro」を搭載。最大8つのデバイスを4GのWi-Fiに接続することも可能という。
日本での発売時期などはまだアナウンスされていないが、上陸が期待される1台だ。
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