ボルボ90シリーズに安全装備を追加するなどの小変更を実施|Volvo
Volvo V90|ボルボ V90
Volvo V90 Crosscountry|ボルボ V90 クロスカントリー
Volvo XC90|ボルボ XC90
ボルボ90シリーズに安全装備を追加するなどの小変更を実施
ボルボ・カー・ジャパンは7月14日(金)、フラッグシップの「90シリーズ」に安全装備を追加するなどの一部変更を実施し、販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
10月以降にV90にPHVモデルを投入
現在、セダンの「S90」、ステーションワゴンの「V90」、クロスオーバーモデルの「V90 クロスカントリー」にくわえ、7シーターのSUV「XC90」を展開している90シリーズに小変更が施された。
シリーズ共通では安全・運転支援機能「インテリセーフ」に2つの機能を標準装備として追加。対向車線衝突回避支援機能である「オンカミング レーン ミティゲーション」は対向車が接近しているときに走行車線から対向車線への意図しないはみだしを検知するとステアリングを自動で操作する機能だ。
もう一方の「ステアリングアシスト付きBLIS」は、ブラインドスポット インフォメーション システム(BLIS)の進化版。60-140km/hの速度域で、ほかの車両が自車の死角に入っているときや、方向指示器を使用し車線変更しようとしながらも衝突の危険性が高まった場合、自動でステアリングを操作するというもの。
この二つの機能が追加されたことにより、90シリーズのすべてで16種類以上の「インテリセーフ」が標準装備されることとなる。
またV90、V90クロスカントリー、XC90の共通する変更点として、ボディカラーにデニム ブルー メタリックとパイン グレー メタリックが、インテリアカラーにマルーン ブラウンと本革のパーフォレーテッド ファイナッパレザー追加されている。
V90では、2.0リッター4気筒にモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHV)「T8ツイン エンジン」を今年10月以降に投入すると発表。パワートレーンは、スーパーチャージャー付き直噴ターボエンジンと、リアに配置された240Nmを発生する電気モーターからなり、従来オプションだった「電子制御式リア エアサスペンション/ドライビングモード選択式FOUR-C アクティブ パフォーマンス シャシー」が標準装備となっている。
価格は2.0リッター4気筒直噴ターボのT5エンジンを搭載する「V90 T5モメンタム」が669万円、2.0リッター4気筒スーパーチャージャ付き直噴ターボ「V90 T6AWD Rデザイン」が779万円、「V90 T6 AWDインスクリプション」が809万円、「V90 T8ツインエンジンAWD インスクリプション」が929万円となる。
V90の車高を55mm高くし、専用サスペンションや専用エクステリアを与えたV90クロスカントリーでは、T5エンジンとT6エンジンにいずれも4WDシステムを組み合わせ「モメンタム」と「サマム」の2グレード設定。価格はV90クロスカントリーT5 AWDのモメンタムが699万円、サマムが759万円。T6ではモメンタムが769万円、サマムが829万円となる。
XC90は、装備や仕様の違いにより「モメンタム」「Rデザイン」「インスクリプション」、そしてPHVのT8 ツインエンジンモデルには独立した2座の後席シートを装備する最高級の4人乗りモデル「エクセレンス」が設定され、計4グレード構成。ボディカラーにはメープルブラウンメタリックも追加されている。
XC90の価格はT5 AWDが779万円、T6 AWD Rデザインが889万円、T6 AWDインスクリプションが919万円、T8ツインエンジン AWDインスクリプションが1,049万円、T8ツイン エンジン AWDエクセレンスが1,290万円となっている。
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