1960-70年代に人気を集めたラフロードカーを現代的に再現

「デューン」は、1960-70年代にかけてカリフォルニアで人気を集めた初代ビートルのラフロードカー「デューン・バギー」や「バハバグ」を現代的に再現した「ザ・ビートル」初のクロスモデル。2014年のデトロイトモーターショーで発表されたコンセプトモデルの市販バージョンだ。

フロントとリアに専用のバンパーがあしらわれ、ブラックのホイールアーチとプロテクションモール、18インチのアルミホイール、15mm高い専用サスペンションなどでクロスオーバーモデルであることを強調した。

ボディカラーは当時の雰囲気を表すような新色の「サンドストーム イエロー メタリック」。一目でこれまでにないザ・ビートルであることをアピールする。またインテリアも専用のインテリアとファブリック スポーツシートを用意。ステアリングホイールやハンドブレーキなどにもイエローステッチがアクセントとして光る。

パワートレインには、アイドリングストップ機能とブレーキエネルギー回生システムがついた1.4リッターターボエンジンと7段ATを組み合わせたものを日本仕様のザ・ビートルでは初めて採用。エンジンは最高出力110kW（150ps）、最大トルクは250Nm（25.5kgm）を発生する。

販売台数は限定500台で価格は321万9,000円となる。

Volkswagen The Beetle Dune｜フォルクスワーゲン ザ・ビートル・デューン
ボディサイズ｜全長 4,285 × 全幅 1,825 × 全高 1,510 mm
ホイールベース｜2,53 5mm
エンジン｜1,394cc 直列4気筒DOHCターボ
最高出力｜110 kW（150 ps）/5,000-6,000 rpm
最大トルク｜250 Nm（25.5 kgm）/1,500-3,500 rpm
トランスミッション｜7段AT
燃費（JC08モード）｜18.3km/ℓ
定員｜4人
ハンドル｜右
販売台数｜限定500台
価格｜321万9,000円