ウラカン、アジアデビュー|Lamborghini
CAR / MOTOR SHOW
2015年1月20日

ウラカン、アジアデビュー|Lamborghini

Lamborghini Huracan LP610-4
ランボルギーニ ウラカン LP610-4

Lamborghini Aventador LP700-4 Nazionale
ランボルギーニ アヴェンタドール LP400-4 ナツィナオーレ

ウラカン、アジアデビュー

アウトモビリ ランボルギーニは、北京国際モーターショーにおいて、「ウラカン LP610-4」のアジアデビューと「ナツィオナーレ」と名付けられた特別仕様の「アヴェンタドール LP700-4」のワールドプレミアをおこなった。

Text by OHTO Yasuhiro

アジアデビューを中国で飾ったウラカン

ランボルギーニ史上、もっとも多くの販売台数を誇る「ガヤルド」の後続モデルとして、今年のジュネーブ モーターショーで初披露された「ウラカン LP610-4」が、ついにアジアでその姿をあらわした。

ウラカンは、あたらしい5.2リッターのV型10気筒エンジンを搭載。そのスペックは最高出力610ps、最大トルク560Nmを発揮する。トランスミッションも最新の7段デュアルクラッチトランスミッションである「ランボギーニ ドッピア フリッツィオーネ(LDP)」を採用。これまで以上に、俊敏かつ快適なシフトをほこる。また新世代ランボルギーニの強みのひとつとなっている4WDシステムも、もちろん搭載されており、後輪駆動モデルよりも素早い加速と俊敏なコーナリングが可能と謳う。その実力は、0-100km/h加速3.2秒。最高速度325km/hだ。

ウラカンのアジアデビューの舞台として、北京が選ばれたことのひとつには、ランボルギーニにとって世界に2番目だという中国マーケットの重要性があげられる。北京モーターショーの公開に先かげて、テクノロジーワークショップも中国国内メディア向けに開催されており、同マーケットへの期待が、依然大きいことがうかがえる。

トリコローレを配した特別なアヴェンドール

そして、北京モーターショーで壇上にあがったもう1台が、「ナツィオナーレ」の名が与えられた特別仕様のアヴェンタドール。これは「アヴェンタドール LP700-4」クーペモデルをベースに、ランボルギーニの特別カスタマイズプログラム「アド ペルソナム」をもちいて制作されたモデルだ。

あかるい輝きを放つ「ビアンコ オパリス」のボディのセンターには、イタリア国旗をあらわすトリコローレ ラインのストライプがフロントボンネット中央からルーフを流れ、さらにリアウィングにまで配されているのが特徴。インテリアにも、このカラースキームがもちいられており、ルーフ中央部などを彩る。さらに、ステッチが施されたシートには、小さなイタリア国旗が刺繍されるなど、細やかなデザインが施される。

アド ペルソナムのオリジナリティのひとつである“更なる上質、高級感”はしっかりと演出されており、内外装には、カーボンファイバー素材を贅沢に使用している。このほか特別装備として、クリア エンジンボンネットやマットチタニウムカラーの鍛造ホイール、レッドカラーのブレーキキャリパーも標準装備されている。このナツィオナーレは、ほかのカラーコンビネーションもすでに用意されており、アド ペルソナムプログラムを利用すれば、おなじ仕様を発注することもできるようだ。

3月のジュネーブにおけるワールドプレミアいらい、すでに1,500台ものオーダーを抱えているというウラカン。日本への導入も待ち遠しい一台だ。

           
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