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2015年1月14日
アウディのコンパクトSUVコンセプト|Audi
Audi|アウディ
アウディのコンパクトSUVコンセプト
アウディAGは、北京モーターショーで発表する、コンセプトカーのスケッチを公開した。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
新型TTの意匠をまとったSUV
19日からはじまる北京モーターショーにおいて、アウディはあたらしいSUVを発表する。今回公開されたのは、その内外装のスケッチのみ。
そのデザインは、薄いガラスエリアやリアまわりの処理に新型「TT」のスポーティな意匠を随所にとりいれつつ、高い車高とブラックのパンバーでSUVらしいマッシブさも表現するクロスオーバーモデル。シングルフレームグリルが、通常の六角形ではなく八角形になっているのは、末広がりの「八」に重きをおく開催地に配慮してのことか。
今年のデトロイトモーターショーで発表された「オールロード シューティンブ ブレーク」と同様、両側に給油口らしきものが意匠されており、そのパワートレーンはプラグインハイブリッドの可能性も考えられる。
また、4シーターのインテリアは、特徴的な丸型エアコン吹き出し口をはじめ、非常にTTに似通ったデザインだ。
アウディでは全販売台数に占めるQシリーズの割合を、2020年までに、現在の28パーセントから35パーセントまで向上させる計画を発表している。その一環として、昨年末には2016年より「Q1」の製造開始が告知された。
今回のモデルもその計画にのっとったバリエーション拡大のひとつとみられ、巷間では「Q3」をベースに、よりデザイン性を高めたアウディ「Q4」ではないかと噂される。現時点ではデザイン以外の情報は一切あかされていないものの、まもなく、北京モーターショーで発表される。