アクティブハイブリッド3がワールドプレミア!|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリュー
2012年 デトロイトモーターショー
アクティブハイブリッド3がワールドプレミア!
昨年北米市場において、プレミアムカーセグメントの販売台数でレクサスを抜いて首位となったBMW。その屋台骨のひとつである3シリーズの新型が待望のパブリックデビューを果たすと同時に、アクティブハイブリッド3も世界初公開された。
Text & Photo by SHIMASHITA Yasuhisa
新型3シリーズがパブリックデビュー
昨年、北米市場におけるプレミアムカーセグメントで、販売台数が長年首位だったレクサスを退け、猛追するメルセデス・ベンツをかわして首位の座に輝いたBMW。レクサスについては、震災による供給不足という問題があったのも事実ながら、やはり積極的な製品展開が功を奏したということだろう。
今回のBMWブースの主役は新型3シリーズ。すでに発表は済んでおり、プレス向けの国際試乗会も開催されてはいるが、じつはパブリックデビューは、このデトロイトであった。ブースには、これも初公開となるMスポーツ、そしてワールドプレミアとなったアクティブハイブリッド3も登場。強力なニューモデルを得て、今年はその勢いをさらに伸張させるつもりのようだ。
アクティブハイブリッド3
新型3シリーズのトップグレードとして設定されるアクティブハイブリッド3のメカニカルコンポーネンツは、基本的にアクティブハイブリッド5と共通である。すなわちエンジンは、最高出力306psを発生する直列6気筒3リッター直噴ターボであり、これに54psの電気モーターを組み合わせ、システム出力は340ps、450Nmにも達する。
燃費はEU複合モードで6.4ℓ/100km(リッター当たり約15.6km/ℓ)。おなじエンジンの335iと較べて、出力アップを図りながら燃費を12.5パーセント向上させている。距離にして3~4km、最高速度60km/hまでのEV走行も可能だ。