注目のクリエーターがキャデラックとともに過ごす一日──XT4 × たき火マイスター猪野正哉 &ファッションプランナー田中行太編|Cadillac
CAR / FEATURES
2021年12月27日

注目のクリエーターがキャデラックとともに過ごす一日──XT4 × たき火マイスター猪野正哉 &ファッションプランナー田中行太編|Cadillac

都心から郊外へ。自然の中でもシャープに美しいSUV。

ラゲッジルームから道具を下ろし、猪野さんがたき火台を組み立てる脇で、田中さんが薪割を始めた。手にはアーティスティックな柄の斧が握られている。聞くと、ニューヨークのアウトドアブランド、ベストメイドの斧で、自身が日本にディストリビュートした一人だそう。頑丈なアメリカ製の斧は刃付けが薄く、食いつきに優れるとか。ちなみに斧を、円心状に振り抜くのでなく、立てた薪の真上から自然に振り下ろすのが、薪割りのコツという。
「重心バランスとグリップがいい斧なら、女性の腕力でも軽々、薪は割れますよ」
割れた薪を、猪野さんは鉈(なた)でバトニングして細くし、さらにナイフでフェザースティックに仕上げていく。毛羽立たせることで、より火が点きやすくなるとのこと。それに油分が多い杉の葉と一緒に着火すると、見る見るうち炎が立ち上がった。
たき火は、キャンプと違ってテントを張ったり本格的な食事を用意したり、大仰なあと片づけに追われることがない。「ただ火を囲むだけで、満足してしまうので、余計な物や言葉は不必要」と、猪野さんは言う。なぜたき火をするのか、よく聞かれるそうだが、そんなときは決まって「そこに薪があるから(苦笑)、と答えることにしています。火を囲むのに理由なんていらないじゃないですか」。料理や飲み物を用意することもあるが、アウトドアでゆっくりできる時間を最大限に持ちたいからこそ、のたき火なのだ。
「おいしいコーヒーはさっきいただいたので、ここではお茶を淹れます」
そう言って猪野さんは、ホーローのケトルを火の中に突っ込んで湯を沸かすと、市販の煎茶葉をシェラカップにあけ、炎で焙煎を始めた。ほうじ茶にしたのだ。
「こんなおもてなし、一人じゃ、できないよね」(猪野)
「もてなした相手に『うまい』って言わせたいんでしょ?(笑)」(田中)
「わざわざ聞いたら、そりゃあうまいって答えるだろうからさ。人間って欲深いよね(爆笑)」(猪野)
無駄なく薪を継ぎ足し、小さなおき火で暖をとる二人のやりとりは、まるで茶人のよう。上質なリラックスを味わいながら、「来た時よりも美しく片づける第一歩は、無駄なく燃やし切り、火の始末を確実に済ませること」だと語る猪野さん。すべての所作に無駄がないからこそ、たき火マイスターなのだ。
本質的なところはおさえつつ適度な距離感を保っているからこそ、必要なときに必要なだけ寄り添える、そんなちょうどよさと心地よさ。スペックや成功の象徴として魅せるのではなく、自分らしく心地よくいられることが肝心という、新しい高級車像を、キャデラックXT4は体現している。

Spec

Cadillac XT4|キャデラック XT4

  • ボディサイズ|全長4,605×全幅1,875×全高1,625mm
  • 車両重量|1,760kg ~1,780kg
  • エンジン|1,997cc V型6気筒DOHC
  • 最高出力|169kW(230ps)/5,000rpm
  • 最大トルク|350Nm(35.6kgm)/1,500-4,000rpm
  • トランスミッション|9段AT
  • 駆動方式|4WD
  • 定員|5人
  • 価格|570万円~670万円 
問い合わせ先

GMジャパン・カスタマー・センター
Tel.0120-711-276(9:00-18:00、年中無休)
キャデラック公式サイト
https://www.cadillacjapan.com/suvs/xt4?cmp={xt4_article_opener} 

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