注目のクリエイターがキャデラックとともに過ごす一日──XT4 × たき火マイスター猪野正哉 &ファッションプランナー田中行太編|Cadillac
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2021年12月27日

注目のクリエイターがキャデラックとともに過ごす一日──XT4 × たき火マイスター猪野正哉 &ファッションプランナー田中行太編|Cadillac

コージーでグルーヴィンな乗り心地

首都高に乗って、東京湾を目指す。走り出すと際立ってくるのは、XT4のいい意味でアメ車らしからぬ軽快さだ。
「ステアリングが気持ちよく、軽快に走りますね。サイズ感もちょうどよくて、都内の道でもすごく扱いやすい。それから、室内はエアコンの温度を左右別々に設定できるし、リラックスできますね」。ステアリングホイールを握る猪野さんがそう語る。
前のクルマを追従しながら巡航できるクルーズ機能も、スムーズで余裕あるマナーの制御を見せる。他にもシフトレバー手前、MODEボタンを切り替えれば、通常の前輪駆動中心のツーリングモードの外、雨雪時に向くAWDやオフロードモードが選べる。そのことを知ると、猪野さんも田中さんもますます、XT4の「頼りになるし都会的な雰囲気と高い実用性」が気に入ったという。
Apple CarPlay、あるいはAndroid Auto経由でスマートフォンが素早く接続され、あとはダッシュボード中央のタッチスクリーンで通話も音楽もコントロールできる。レインボーブリッジにさしかかる頃、パノラミックガラスルーフからの朝の光と、80’sオムニバスの音楽に満たされた車内は、まるでカリフォルニアのハイウェイにいるかのような空気感だ。
「アメ車に相性抜群なBOSEの車載オーディオなのに、音質が低音まで拡張し過ぎずとてもなめらかですね。音好きなので、さっそく昨日試運転した時にイコライジングしました」と音楽好きの田中さん。「それでいて、クルマ自体の走行音が抑えめだから、車内の会話もよく通ります。所々で強い横風をうける湾岸高速でも軸がフラつくこともなかった。これなら長距離でもリラックスして走れます」と猪野さん。都心から千葉県にある「たき火ヴィレッジ<いの>」まで1時間半ほどのドライブを、二人は心から楽しんでいる様子だ。
千葉市内で高速を降り、しばらくすると、目的地の「たき火ヴィレッジ〈いの〉」に近づいてくる。
その道中では、横断歩道や左脇の自転車を感知して、ステアリングを握る猪野さんの膝裏にアラートとなる振動を伝えてきた。
「アラートに加え、モニターの360度ビューも鮮明だから、周囲が見えづらい状況でアシストしてくれる安全装備は、安心感が高いですね」(猪野)
「フロントガラスに映るヘッドアップディスプレイだとか、ルームミラーの視界が遮られるほど荷物を高く積んでも後方を確認できるリアビューカメラだとか、ストレスがなくいいですね」(田中)
「たき火道具も充分収まるトランクで、後席も広々としていますね。シートだけじゃなくダッシュボードまでレザー仕立てで、全体的に柔らかな上質感がありながら、デザイン自体シンプルなのがいい」(猪野)
日頃から、千葉と都内の住まいやオフィス、地方のイベント仕事に、忙しくクルマで行き来している猪野さん。誰かと火を囲むたき火は一種のコミュニケーションツールであり、日帰りでもアウトドアを手軽に楽しめる方法だという。
「たき火って、いまは非日常的なアウトドアアクティビティだけど、本来はもっと身近なもののはず。昔はガテン系のお兄ちゃんたちが一斗缶で端材を燃やして、缶コーヒー片手に、世間話をしていた。そのくらいラフでありたいと思っている。だから今日も前々から計画を立てずに、打ち合わせ終わりに田中を誘ってみた」
猪野さんは、ご自身のプライベートスペースを持っているので特別だが、キャンプ場によっては気軽にたき火ができる場所があるようだ。
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