TOKYO DESIGNERS WEEKでルノーのデザインに“触れる”|Renault
CAR / NEWS
2014年12月25日

TOKYO DESIGNERS WEEKでルノーのデザインに“触れる”|Renault

Renault|ルノー

TOKYO DESIGNERS WEEKに“触れる”プロジェクションマッピングを出展

学生からアーティスト、デザイナー、そして企業までが集い、それぞれのクリエイティブを発表する「TOKYO DESIGNERS WEEK 2014」において、ルノー・ジャポンが初めてパビリオンを設置。ルーテシアをもちいたインスタレーションを通じて、ルノーのデザインにかける情熱とその方向性を“触れて”感じる展示をおこなう。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

「触れたくなるデザイン」のクルマに触れる

29年目を迎え、ことしは10月25日(土)から開催される「TOKYO DESIGNERS WEEK 2014」に、フランスの自動車メーカーであるルノーが出展する。会場となる東京・青山の明治神宮外苑の絵画館前では「Touch! NEW RENAULT DESIGN」をテーマにパビリオンを構え、クルマをつうじてルノーのデザインに“触れて感じる”プロジェクションマッピングがおこなわれる。

ルノーは、2009年に就任したチーフデザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏を中心に、企業理念“ヒューマン セントリック(人を中心としたクルマづくり)”を原点とした、新デザイン戦略をつくり上げた。

そこでつくられたのが、人生で重要なステージを6つにわけた「サイクル オブ ライフ」というデザイン戦略。その6つとは、
人と人が出会い恋に落ち(LOVE)、ふたりで世界を旅し(EXPLORE)、家族を持ち(FAMILY)、働いて充足し(WORK)、余暇を楽しみ(PLAY)、そして賢さを得る(WISDOM)とされ、これまで、各ステージを具現化したコンセプトカーが発表されてきた。

Renault design strategy

そのなかからは、すでに市販化されたモデルもおおく、Loveのコンセプトカー「DeZir」は「ルーテシア」として、Exploreはコンセプトモデルと同名のまま発表された「キャプチャー」が、ともに日本でも販売が開始されている。

さらに、国内未導入ながらもPlayを表現した双子のコンセプトモデル「Twin'Z」「TwinRun」から新型「トゥインゴ」がうみだされ、つい先日開催されたパリモーターショーではWISDOMのコンセプトモデル「イニシャル パリ」をもとに新型「エスパス」が発表された。

Renault Lutecia(Clio)|ルノー ルーテシア

Renault Lutecia

Renault Lutecia(Clio)|ルノー ルーテシア

Renault Lutecia

新コンセプトにもとづいたいずれのモデルも、「シンプル」「官能的」「温かみ」の3つのキーワードで表現され、そのデザインは思わず触れたくなるような、自然界の曲線をモチーフにしているという。今回の展示では、その“触れたくなるデザイン”に、実際に接することでクルマや空間がまるで生き物や自然現象のように反応し、ルーテシアのボディラインを官能的に見せるプロジェクションマッピングがおこなわれる。

展示期間は今週土曜日の10月25日から、祝日となる11月3日までの10日間。今年の企業ブースとしては最大の面積をもつ展示であり、その規模だけでもルノー・ジャポンがデザインにかける情熱が感じられる。

TOKYO DESIGNERS WEEK

会場|東京都新宿区霞ヶ丘町2-3 明治神宮外苑絵画館前 パビリオン展

期間|2014年10月25日(土)~ 11月3日(月・祝) 11:00-21:00(最終日は20:00まで)

料金|<当日券>大人一般:3,000円 大学生 2,000円、高校生 1,500円、中学生 1,000円

  <前売り券>大人一般:2,500円

           
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