ベントレーが考えるラグジュアリーなEVコンセプト|Bentley
Bentley EXP 12 Speed 6e|ベントレー EXP 12スピード 6e
ベントレーが考えるラグジュアリーなEVコンセプト
ベントレーは、ジュネーブモーターショーでラグジュアリーな電気自動車のオープンモデルコンセプト「EXP 12スピード 6e」を発表した。
Text by YANAKA Tomomi
優美なデザインと最新技術が融合したキャビン
ベントレーが考える未来のラグジュアリーカー「EXP 12スピード 6e」がジュネーブモーターショーで披露された。外観は2015年の同じジュネーブで発表された「EXP 10 スピード 6」を進化させたものだ。
2シーターのオープンモデルで、非接触式急速充電を備え、1回の充電でロンドンからパリ、ミラノからモナコといった300キロ前後の走行が可能になるという。
エクステリアは、ベントレーの象徴ともいえるメッシュグリルを3D形状で構成。走行中は「6e」のロゴが明るく白色に点灯する。またサイドミラーは鏡ではなくカメラとし、シャープなデザインを可能とした。
キャビンはエレガンスを醸し出す優美な曲線を描きながら、最新技術も搭載。センタートンネルは、高解像度OLEDディスプレイを擁し、ナビゲーションやエンターテイメント機能、エアコンの調節などをおこなう。
上部を切り落としたようなデザインのステアリングホイールには、手作業で製作されたカットガラスを使用し、メディアや通信関係、ナビゲーション、各種車両設定などのコントロール類を配置。ステアリングホイールの上部にはボタンが2つ用意され、ひとつは一瞬でパワーを増幅、もういっぽうは都市部などで速度を制限するためのボタンとなる。
さらに、助手席側のフロントフェイシアにも専用のコントロールパネルがあり、SNSやメール、エンターテイメント機能にアクセスが可能という。
ベントレーでは、数年の間に全ラインアップにプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを導入することをすでに発表。2018年には第一弾として「ベンテイガ」でPHEVを導入することを予定している。