フィアット500のSUV「500X」の日本導入を予告|Fiat
Fiat 500X|フィアット 500X
フィアット500のSUV「500X」の日本導入があきらかに
FCAジャパンは、フィアット500(チンクエチェント)のSUVモデル「500X」を今秋に国内導入することをあきらかにした。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
活況を呈するコンパクトSUV市場に一石を投じる
フィアット「500X」は、チンクエチェント ファミリー第6のバリエーションモデルとして2014年10月にパリモーターショーでワールドプレミアしたコンパクトSUV。日本では「500」「500C」につづくファミリー第3のモデルとなる。
本国におけるボディサイズは、およそ全長4.25×全幅1.80×全高1.60メートル。コンパクトモデルである「500」を名乗ってはいるが、おなじグループに属するジープ「レネゲード」と技術面で共有しており、FFと4WDを自動的に切り替えて悪路走破性と高速走行時の燃費を向上させるなど、本格的なSUVとしての機能を有している。
本国ではエンジンやトランスミッション、スタイリングなどの組み合わせで数多くのバリエーションが用意されるが、FCAジャパンでは「Fiatブランドとしてはじめて4WD/9ATというあらたな選択肢をお客様に提供する」と説明しており、1.4リッター ターボ ガソリンエンジンに9段ATを組み合わせたモデルの導入が期待される。
それぞれ出自やドライブトレーンは異としながら、メルセデス・ベンツ「GLA」、アウディ「Q3」、フォルクスワーゲン「ティグアン」、ルノー「キャプチャー」、ボルボ「V40クロスカントリー」、日本車でもホンダ「ヴェゼル」やマツダ「CX-3」など枚挙にいとまがないバラエティ豊かなコンパクトSUV市場に、ジープの性能とフィアットのデザイン性を兼ね備えた一台が投入されることになる。
詳細なモデル、価格、発売日などは秋にあらためて発表される予定だ。
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