F.P.ジュルヌが挑んだ新たなデザイン方程式|F.P.JOURNE
WATCH & JEWELRY / SIHH&BASEL
2016年2月20日

F.P.ジュルヌが挑んだ新たなデザイン方程式|F.P.JOURNE

F.P.JOURNE|F.P.ジュルヌ

大型化で問われるF.P.ジュルヌのデザイン方程式(1)

時計の愛好家に向けて年間に限られた数のタイムピースしか作らないというこだわりの時計ブランド、F.P.ジュルヌ。今年はひと回り大きいサイズの「オクタ・ディヴィーヌ 」とエレクトロメカニカル ムーブメントを搭載した「エレガント」の2モデルが発表された。

Text by SANO Tomoko PERRET

「オクタ・ディヴィーヌ」に42mmのモデルが登場

オフセンターの文字盤で知られるF.P.ジュルヌだが、「オクタ・ディヴィーヌ」は、同ブランドで初めて時分針がセンターにデザインされたモデル。 今年は、従来ケース径が38.40mmだった「オクタ・ディヴィーヌ」のサイズアップが図られ、42mmのモデルが登場した。

ケースの大型化に伴い、視認性も向上している。文字盤外周の「時」表示が大きく、日付を表示するビッグデイト、ムーンフェイズ、パワーリザーブはややコンパクトになって、すっきりと見やすくなっている。また従来インダイヤル内に搭載されていた秒針は、ディスク式へと変更された。

時刻を表示する白い文字盤とブルースチール針による視認性は絶妙で、FPジュルヌの新たなデザインの美学を発見することができる。もちろんこの美しいタイムピースのダイヤルにも、F.P.ジュルヌの哲学、“Invenit et Fecit” (ラテン語で「発明と製作」の意)の文字が印されている。

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オクタ・ディヴィーヌ
ケース|18Kローズゴールド、プラチナ
直径|40mmまたは42mm
厚さ|10.6 mm
ムーブメント|自動巻き(Cal.1300.3)
パワーリザーブ|160時間±12時間(120時間表示)
機能|ムーンフェイズ、ビッグデイト、パワーリザーブ表示、スモールセコンド
ストラップ|アリゲーター
発売中
価格|540万8000円/18Kローズゴールド、598万円/プラチナ(税別)

問い合わせ先

F.P.ジュルヌ東京ブティック

Tel. 03-5468-0931

http://www.fpjourne.co.jp

Page02. エレクトロメカニカル ウォッチ「エレガント 48mm」

F.P.JOURNE|F.P.ジュルヌ

大型化で問われるF.P.ジュルヌのデザイン方程式(2)

エレクトロメカニカル ウォッチ「エレガント 48mm」

レディースウォッチとして発売された「エレガント」が、48mmへとサイズアップ。女性、男性を問わず幅広く使えるタイムピースとなった。

搭載されているキャリバー1210はF.P.ジュルヌが8年かけて開発したエレクトロメカニカル ムーブメント。自身の工房で製作されるムーブメントには、スイスのエンジニアによって開発された電子部品が組み込まれている。高級時計の伝統である機械式と、エレクトロニクスを融合させたこのムーブメントは、 高い精度を長時間保証する。毎日使用して約8年から10年、使わない状態で約18年、時刻合わせが必要ない。

また、時計を外して30分たつと、4時半位置に見えるモーションディテクターが不動を感知し、ムーブメントの機械部分をスリープ状態にさせる。一方マイクロプロセッサは時を刻み続け、時計を手にした瞬間、モーションディテクターが感知、時分針が現在時刻へと進み、再び時を刻み始める。 最先端のエレクトロニクスとスイス伝統の機械式、両者の良い点を十分生かしたタイムピースだ。

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エレガント 48mm
ケース|チタン
サイズ|縦48mm x 横40㎜
厚さ|7.80 mm
ムーブメント|エレクトロメカニカル(Cal.1210)
機能|モーションディテクターによるスタンバイモード、着用時自動式時間合わせ
ストラップ|ラバー
発売時期|2016年秋冬予定
予価|140万円(税別)

問い合わせ先

F.P.ジュルヌ東京ブティック

Tel. 03-5468-0931

http://www.fpjourne.co.jp

Page01. 「オクタ・ディヴィーヌ」に42mmのモデルが登場

           
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