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スペインのアカデミー賞「ゴヤ賞」を5冠獲得した話題作「しあわせな人生の選択」が、7月1日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開される。
アカデミー賞である第30回ゴヤ賞で、イザベル・コイシェ監督らをおさえ作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞受賞の最多5冠に輝き、他にも第63回サン・セバスティアン国際映画祭、第8回ガウディ賞など数々の映画賞を獲得した本作。
「オール・アバウト・マイ・マザー」、「あなたになら言える秘密のこと」など、数々の名作を世に送り出してきたスペイン映画から、また新たな傑作が誕生した。
出演は、「瞳の奥の秘密」(米アカデミー賞最優秀外国語映画賞)、「人生スイッチ」のアルゼンチンで最も有名な演技派俳優の一人、リカルド・ダリン。
本作では、余命わずかな人生の残された日々を愛犬トルーマンと共に過ごす男フリアンを演じる。
そして「トーク・トゥ・ハー」(アカデミー脚本賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞受賞)、「アイム・ソー・エキサイテッド!」のスペインのハビエル・カマラ。
死期が近いフリアンに振り回されながらも一緒に行動し寄り添う親友トマスを演じる。
また、フリアンの忠犬トルーマンの演技と存在感も見逃せない。
“しあわせ”を、2人と1匹で探した特別な4日間。
●ストーリー
フリアン(リカルド・ダリン)はスペインで俳優として活躍し、愛犬トルーマンと暮らしていた。
一方、トマス(ハビエル・カマラ)はカナダの大学で教鞭をとりながら家族と暮らし、2人はそれぞれの人生を送っていた。
年月は流れある日突然トマスがフリアンの前に姿を現す。
それは、フリアンのいとこパウラ(ドロレス・フォンシ)から彼の具合がよくないと聞かされたからだった。
フリアンはすでに治療をやめ、身辺整理を始めていた。説教されることを嫌がり、最初はトマスを追い出そうとするが、彼はそんなことはおかまいなしに4日間滞在するという。
そして2人は次第に昔の遠慮のない関係に戻り、フリアンの残り少ない時間を愛犬トルーマンの里親探しなどに費やすことに。
それは2人が一緒に過ごせる最後の日々でもあった---。
はたして、フリアンにとってしあわせな選択とは。

「しあわせな人生の選択」
監督・脚本|セクス・ゲイ
出演|リカルド・ダリン、ハビエル・カマラ、ドロレス・フォンシ、犬トロイロ
映倫R15+ 配給ファインフィルムズ
公開日|7月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開