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臨済宗大本山 東福寺を舞台に、「ARTISTS' FAIR KYOTO 2026」のディレクター・アドバイザリーボードと、AFKゆかりのアーティストによる展覧会「AFK Resonance Exhibition」が開催されることが発表された。会期は、2026年2月21日(土)〜3月1日(日)。
本展タイトル「Resonance(レゾナンス)」は「共鳴」を意味し、アドバイザリーボードとAFKゆかりのアーティスト、そして彼らが持つ多様な創造性が、東福寺という歴史的空間と響き合うことで、新たな表現の広がりを生み出すという想いが込められている。
[Top:臨済宗大本山 東福寺(方丈)2025年の様子]
東福寺の展示エリア拡張。ディレクター・アドバイザリーボードとAFKゆかりのアーティストによる展覧会
会場は、前回に続いて方丈を中心に、紅葉の名所として知られる通天橋周辺の庭園、日本画家・堂本印象による蒼龍図が天井を飾る本堂前、静謐な佇まいを見せる大慧殿周辺など、東福寺を象徴する屋外空間へと展示エリアを拡張する。
ディレクター・椿昇をはじめ、アドバイザリーボードの大巻伸嗣、加藤泉、新たに参加する鷹野隆大ら16組に加え、過去にARTISTS' FAIR KYOTOへ出品経験を持つ5組、計21組のアーティストが参加し、代表作や新作が披露される。
境内を吹き抜ける風、時の移ろいを映す庭の草木、木々の間を縫う光の揺らぎなど、東福寺ならではの風景と共鳴しながら、現代アートの新たな魅力に触れられる展示となる。
写真右)臨済宗大本山 東福寺(方丈)2025年の様子 。方丈は、近代日本庭園の名匠・重森三玲が手がけた「八相の庭」(現・国指定名勝 東福寺本坊庭園〈方丈〉)でも知られ、枯山水の構成美は、近代禅宗庭園の白眉として、広く世界各国に紹介されている。
写真左)通天橋の周辺庭園。通天橋周辺に広がる庭園は、構成美をもつ方丈庭園とは対照的に、自然の起伏と植栽の流れによって生み出された景観美を形づくっている。
ARTISTS’ FAIR KYOTO 2026
AFK Resonance Exhibition会場
会 場:臨済宗大本山 東福寺(京都市東山区本町15丁目778)
日 程:2026年2月21日(土)~3月1日(日)
時 間:9:00 ~ 16:00(最終入場15:30)
URL: https://artists-fair.kyoto/

