ニュージーランド航空、フルフラットでくつろげるエコノミー「スカイネスト」を発表|Air New Zealand
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2020年3月2日

ニュージーランド航空、フルフラットでくつろげるエコノミー「スカイネスト」を発表|Air New Zealand

Air New Zealand|ニュージーランド航空

エコノミークラスでもフルフラットでくつろげる時代が到来する!?

ニュージーランド航空は2月26日(水)、フルフラットの睡眠エリアを擁するエコノミークラスの試作品、エコノミー「スカイネスト」(以下「スカイネスト」)を発表した。

Text by YANAKA Tomomi

スリープポッドの全長は200cm以上、肩部分の幅は58cm以上

ニュージーランド航空から画期的なエコノミークラスの試作品「スカイネスト」が登場した。
3年の期間をかけて開発されたという「スカイネスト」。全長200cm以上という全身がすっぽり収まるスリープポッド6基からなり、各スリープポッドにはシートベルトはもちろん、フルサイズの枕やシーツ、毛布、耳栓に加え、プライバシーカーテンや睡眠用に設計された照明を装備。個別の読書灯やデバイス用USBコンセントなどの導入も検討されているという。
ニュージーランド航空では「長距離フライトを利用するエコノミークラスのお客さまにとっては、体を伸ばせないことは明らかな苦痛の種です。スカイネストの開発はこの課題に真っ向から向き合った結果です」とコメント。
長距離フライトを予約する顧客は自身の座席に加えて、「スカイネスト」を予約することで質の高い休息を得られ、目的地に到着するころには十分リフレッシュできるようにすることを想定しているという。
今年就航する片道約17時間のオークランド─ニューヨーク便など、長距離フライトへの試験導入が検討されているという「スカイネスト」。ライセンスによるほかの航空会社への提供なども考えられている。実際に導入されると、快適な空の旅の選択肢が広がりそうだ。

エコノミー「スカイネスト」

問い合わせ先

ニュージーランド航空
www.airnewzealand.jp

                      
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