連載|麗子の部屋♡ 新旧が交差する魅惑のフィンランド

インパクトのある外観が目を引くヘルシンキ中央図書館の「Oodi」。素敵な建築がヘルシンキの街にあふれています

LOUNGE / TRAVEL
2019年8月27日

連載|麗子の部屋♡ 新旧が交差する魅惑のフィンランド

第15回 目に映るのは北欧デザインと新緑のコントラスト

ごきげんよう、麗子です。日本は“命の危険”と言われる暑さだそうですね!ニューヨークは湿度が高くないので日本より快適な夏を過ごしております。皆様、どうぞお気をつけて!さて、前回に続き、目にも涼しく爽やかなフィンランドをご紹介します。

Text by Reico

暮らしに溶け込むモダンな近代建築

前回ご紹介したHawkhillは緑と湖に囲まれた自然豊かな街でしたが、首都ヘルシンキは違った魅力に溢れていました。首都と言いながらも街中には緑が多く、リラックスした雰囲気に包まれていて、街も綺麗。治安も良く、住みやすそうだな〜という印象でした。

魅了されたのはヘルシンキの街中に点在するモダン建築です。美術館はもちろんのこと、図書館や教会までもがモダンでユニーク。既成概念を壊すような建築は見ているだけで興味深く、華美な装飾がなく、あくまでシンプルにユニークなデザインを作り出しているあたりは、こちらの国の国民性を表しているかのようです。
ヘルシンキは緑が多く、街の中心をトラムが走っています。ヨーロッパとロシアの建築をミックスさせたような不思議な街並み。そこにモダン建築が加わるのだから面白い!
シンプルでミニマルなデザインを特徴とする“北欧デザイン”の雑貨や家具が有名なフィンランドですが、そういったプロダクトと相性がいいモダン建築が暮らしに溶け込んでいます。ヘルシンキ近代美術館「キアズマ」や昨年オープンした「アモス・レックス」美術館など、ユニークな建築の美術館がそこら中にあります。美術館は想像に難くないのですが、教会や図書館のデザインが近代的過ぎることには驚きました!

「アモス・レックス」美術館の目と鼻の先にあるのが「カンピ礼拝堂」。
木造の独創的なフォルムは教会に見えないのですが、ミニマルなデザインが目を引きます。

こちらは“石の教会”と言われる「テンペリアウキオ教会」です。石とガラスを組み合わせた不思議なデザイン。こんな教会は見たことありませんが、壮観でした。

自由な空間で体験を“シェアする”公共スペース

中でも気になったのが昨年末にオープンしたヘルシンキ中央図書館「Oodi」です。外光が差し込む開放的な空間の図書館で、とにかく階段やホールのようなスペースにみんな座って意見交換をするような自由な空間です。

ゲームルームやレコーディングルーム、ワークスペース、ラボのような部屋から本を読むスペースまで。
図書館の概念を覆す自由な空間なのですが、本を読むことはもちろんのこと、意見を交換したり体験をしたり、と今の時代に即した“シェアをする”ということができる空間だなと思いました。

波打つような外観が魅力的で、その個性的な外観から、遠くから見てもかなりのインパクトがありました

2階のワークスペースは階段のスペースに自由に座って談義したりPCを広げて作業したり。コワーキングスペースのような場所です。
宿泊したホテルもモダンかつ、フィンランドの自然をモチーフにしたインテリアが素敵でした。「ラップランドホテル」はその名の通り、フィンランド北部ラップランドをイメージしたホテルで、ヘルシンキのモダンなイメージに比べ、極地動物と共存した生活をイメージさせるテイストです。

お部屋やロビーにもヘラジカの角のようなオブジェやファーを使ったカーペットなど、プリミティブな雰囲気も。モダンデザインとのコントラストも楽しめます
ところでフィンランドと言えば、ムーミンやマリメッコと言った可愛らしいデザインものが女性の心をくすぐるんですよね。そういった意味でも、フィンランドは彼女と一緒にお買い物&リラックスする場所としても最高なのかも♡
麗子|Reico
ニューヨーク在住のエディター、ライター、コーディネーター(新規事業ももくろみ中)。シャンパーニュと旅をこよなく愛しつつ、理想の男性に夢見がちで気づけばアラフォーに。男性に求めるものはレディファースト♥︎
                      
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