MOVIE|クリント・イーストウッドが俳優としてスクリーンに復帰!『人生の特等席』
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2015年1月19日

MOVIE|クリント・イーストウッドが俳優としてスクリーンに復帰!『人生の特等席』

MOVIE|試写会に10組20名様をご招待
クリント・イーストウッドが俳優としてスクリーンに復帰!

野球に生涯をささげた男の物語『人生の特等席』

映画人であるクリント・イーストウッドの、前作から4年ぶりとなる俳優としての復帰作『人生の特等席』が、11月23日(金)から、全国ロードショーされる。本作は、イーストウッドから映画作りを学んだ唯一の弟子、ロバート・ロレンツの記念すべき監督デビュー作となる。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

父の窮地を救えるのは娘だけ

大リーグの伝説的なスカウトとして腕をふるってきたガス(クリント・イーストウッド)は、視力が弱り、年齢による衰えをごまかしきれない。それでも引退するつもりのないガスに、チームのフロントは疑問をもちはじめる。そんな苦しい立場に追い込まれているガスを助けられる人物は、唯一の家族である娘のミッキー(エイミー・アダムス)。彼女がスカウトに同行し、ガスの目の代わりを務めるしかなかった。

MOVIE|クリント・イーストウッドが俳優としてスクリーンに復帰!『人生の特等席』02

しかし、ふたりの関係は良好とはいえない。ガスは妻を亡くしたとき、シングル・ファーザーとして子育てをする心構えができておらず、ふたりは短いあいだしか、いっしょに生活することができなかった。幼いミッキーにとって、父は常に遠い存在だった。そして、いまでもその関係は変わっていない。

だが、不本意ながらも、そして、ガスの抵抗を受けながらも、ミッキーはスカウトのため、ガスに付き添うことになる。仕方なくいっしょに過ごすうちに、お互いを見つめなおし、いままでガスが語らなかった真実が明らかになっていく――

師匠から弟子へ、映画の魂を引き継ぐ

監督のロバート・ロレンツは、イーストウッドから唯一“弟子入り”を認められた。「監督という仕事を学ぶのに彼以上の師匠はいないよ。クリントはいい意味でとても昔かたぎで、映画のことをほかの誰よりも理解している」と師匠について語るロレンツ。
イーストウッドは撮影中、見守るようにモニターを見つめていたという。ロレンツは「とにかく完璧に準備した。一瞬でも迷いは見せられなかった。撮影がはじまって、ある時点まで彼は私を観察していて、力を見極めようとしているのを感じたよ」と緊張感のある現場だったことを振り返る。

映画の魂をロレンツへと引き継ぐために、カメラの前に戻ったイーストウッド。前作から4年ぶり、自身の監督作以外では、じつに19年ぶりの俳優業への復帰となる。

「ガスは、これまで私が演じてきたいろいろなキャラクターの要素をもっている。『ミリオンダラー・ベイビー』のフランキー・ダンに通ずるところがあるし、『グラン・トリノ』のウォルト・コワルスキーには多くの点で似ている。私は、自分の年齢層のキャラクターを演じているかぎりはそこに変化を付けられるし、その性格づけはある程度、自然に伴ってくるものだ」とイーストウッドは、今回の役柄について語る。

MOVIE|クリント・イーストウッドが俳優としてスクリーンに復帰!『人生の特等席』03

今年で82歳の“映画に生涯を捧げる男 クリント・イーストウッド”が選んだ役は“野球に生涯を捧げる男 ガス”。愛弟子の初メガホンに、みずからの人生を投影した演技でこたえる。

MOVIE|クリント・イーストウッドが俳優としてスクリーンに復帰!『人生の特等席』04

『人生の特等席』試写会に10組20名様をご招待

日程|11月16日(金)

時間|18:00開場 18:30開映(予定)

会場|一ツ橋ホール

東京都千代田区一ツ橋2-6-2

応募締切|11月9日(金/午前10時まで)

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『人生の特等席』

11月23日(金)全国ロードショー

監督|ロバート・ロレンツ

脚本|ランディ・ブラウン

製作|クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ、ミシェル・ワイズラー

製作総指揮|ティム・ムーア

出演|クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク

配給|ワーナー・ブラザース映画

©2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

           
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