『スター・ウォーズ』シリーズ、あらたな3部作の幕開け|MOVIE
MOVIE|“現代の神話”、あらたな3部作の幕開け
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が全国同時公開
世界中が待っていた『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、日本時間12月18日(金)18時30分から全国一斉に公開。あらたな3部作の幕が開ける。
Text by YANAKA Tomomi
スター・ウォーズの熱狂的なファン、J.J.エイブラムス監督こだわりの製作陣
1977年に発表され、映画の世界を塗り替えてきたスター・ウォーズシリーズ。これまで6作が発表されてきたが、待望の新作が発表されることを受け、公開前から世界が熱狂。7作目となる本作は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)から30年後の銀河宇宙が舞台となる。
『スター・ウォーズ』の熱狂的なファンとしても知られる、J.J.エイブラムスが監督を務め、スター・ウォーズ新時代の物語を描き出した。脚本はシリーズ最高峰と名高い『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)や、前作『ジェダイの帰還』を書き上げたローレンス・カスダンとのタッグが実現。このほかにもエイブラムス監督のこだわりを感じる製作陣が集められた。
キャストでもそのこだわりを反映。あらたなヒロインと目されるレイ役に新人のデイジー・リドリーを抜擢。そして、ジョン・ボイエガー、オスカー・アイザックらの新キャストにくわえ、マーク・ハミルやハリソン・フォードら旧シリーズから登場する名優が脇を固める。
孤独なヒロイン、レイを中心に繰り広げられる愛と戦いの物語
気になる物語の詳細はまだ明かされていない。唯一発表されているのは、舞台が『ジェダイの帰還』から約30年後ということ。砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン、レイを中心に“まったくあたらしい愛と戦いの物語”が描かれているという。
またプロデューサーで、本作から「ルーカスフィルム」(1971年にジョージ・ルーカスが設立した映画製作会社)の共同会長に就任したキャスリーン・ケネディは、「今回の作品の中心テーマは“家族の物語(サーガ)”であり、家族が世代を経るごとに繰り広げられる“愛と喪失の物語”」とコメント。いっぽうで過去にはなかった“女性”がキーワードとなり、3人の力強い女性が登場すると言及している。
現代の神話ともいえる『スター・ウォーズ』に、どのようなあたらしい世界が紡ぎだされるのか。その全貌が明らかになるのは、全国一斉に同時刻公開される12月18日(金)18時30分。はやる気持ちを抑えながら、そのときを待ちたい。
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
12月18日(金)18時30分、全国一斉公開
監督|J.J.エイブラムス
出演|デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、ドーナル・グリーソン
配給|ディズニー
2015年/アメリカ/原題『Star Wars: The Force Awakens』
http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html
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