「MONKEY 47」のスパイスとボタニカル|MONKEY 47
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2020年7月14日

「MONKEY 47」のスパイスとボタニカル|MONKEY 47

MONKEY 47|モンキー フォーティセブン

「MONKEY 47」のスパイスとボタニカル

「MONKEY 47」のレシピのベースとなったモンゴメリー・コリンズ氏の画期的なアイデアは、エキゾチックなスパイスとブラックフォレスト原産のボタニカルとを融合させようというものでした。

Edit & Text by TSUCHIDA Takashi

世界最高のフレーバーを、ブラックフォレストで磨かれた水とともに

「MONKEY 47」の原料の3分の1以上はブラックフォレスト産のもの。トウヒ、エルダーフラワー、サンザシ、キイチゴの葉など、他のジンには含まれていないボタニカルが含まれています。この奇抜なブレンドの鍵となるのは、極上のジンを作り出すブラックフォレストの特産品です。
浸漬が進んだジャーのなかの様子。ジンに味付け、香り付けをするために、たっぷりの材料が用いられている。
まず「MONKEY 47」を特別な一品にしているのが、クランベリーです。「MONKEY 47」には、爽やかな酸味、口の中に広がる苦味、そしてかすかな甘みといった良質なジンが必ず持っている味わいがあります。また昔からよく使われているボタニカル、特にジュニパーが大きな役割を果たしています。
地元の人たちの記憶によると、ジュニパー・べリーは、ブラックフォレスト名産のハムの香りの決め手として使われており、ハムを丸ごとジュニパー・ベリーのペーストに漬け込み、ジュニパーのエッセンスを肉にしみ込ませています。
モンゴメリー・コリンズ氏は、ブラックフォレストに移り住んでから、選りすぐりのジンの材料に必要な原料を集めるために遠出する必要はありませんでした。しかし今日のブラックフォレスト蒸留所では、「MONKEY 47」を完成させるために、より一層高品質な材料を追い求め、いくつかのベリー類はイタリア・トスカーナ州とクロアチアから十分に熟したものを買い付けています。太陽が降り注ぐ地域のべリーには、ドイツ産のべリーにはない上質な香りがあるからです。ほかにも、レモンやグレープフルーツなど、無農薬で育てられた安全かつ新鮮な材料が各地から取り寄せられています。
問い合わせ先

モンキー 47 / ペルノ・リカール・ジャパン
Tel.03-5802-2671
http://www.pernod-ricard-japan.com/

                      
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