1人の杜氏が手作業で造ってます！　日本酒を新定義する令和生まれの酒蔵の哲学を味わう｜suginomori brewery
サンドバーグ弘さん
奈良井宿には、湧き水を利用する水場が複数箇所に存在する。水神と讃え、代々大切にされてきた資源だ。
suginomori brewery杜氏・入江将之さん
清潔な麹室。隣の宿泊施設BYAKU Naraiのレストランからも醸造風景が見える設計。
入江さんひとりと数名のお手伝いさんで、酒造りは1年を通じて進められる。全工程を入江さんの手で丁寧に造るのが、suginomori brewery のモットー。
黒のように見えるタンクの色は、じつは深緑。木曽の山々を模している。通常の酒蔵が3000Lから8000L等の大型タンクを使用するが、 suginomori brewery では1800Lが4台、900Lが4台と小型タンクを採用。
休眠前の古い道具もきちんと手入れをして使っている。
酒蔵からBYAKU Naraiのレストランはこう見えている。1枚のガラスで仕切っているだけで、作業内容はすべて公開しているのだ。
絞り機という、酒と酒粕を分ける機械。酒が空気と極力触れず、新鮮な味わい、ガス感がキープされる。
酒蔵の壁には、改修前にこの壁面の奥にあった酒蔵の写真が原寸大で全面に貼られている。そして、天井付近に神棚。
じつは「narai」のボトルには、馴染みの紙ラベルがない。代わりにボトルに直接印刷して、ラベル貼りの工程を減らしている。酒造りを少人数で実現するための工夫である。
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1人の杜氏が手作業で造ってます！　日本酒を新定義する令和生まれの酒蔵の哲学を味わう｜suginomori brewery

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