祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.21 民間人宇宙飛行士 高松聡さん(後編)
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2017年6月15日

祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.21 民間人宇宙飛行士 高松聡さん(後編)

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前回に引き続き、今回も編集大魔王対談のゲストは、日本人初の民間人宇宙飛行士としてISS(国際宇宙ステーション)に旅立つ予定の高松聡さん。宇宙飛行士になって宇宙へ行きたい、という幼い頃からの夢が現実になりつつある今、実際に宇宙で何をするかという新しい視点が加わったそうだ。クリエイティブディレクターとして培ってきたキャリアを活かしながら、世の中にとって意味のあるプロジェクトを考案中だという高松さんに話の続きを聞いた。

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Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO YukiText by ANDO Sara (OPENERS)

少年の頃の夢を叶えた今、目指す道とは

祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 過酷な訓練やテスト勉強をしてまで宇宙へ行きたいという思いが素晴らしいと思います。興味はあってもなかなかできませんからね。

民間人宇宙飛行士 高松聡さん(以下、高松) 6歳の時に、アポロ11号の月面着陸があって、テレビ中継を見たのがそもそものきっかけです。

祐真 僕も見ました。万国博覧会も並びました。

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高松 僕も並びました。とにかくほかの天体に人類が初めて行くということが画期的ですよね。火星に行くのもすごいけど、あの月面着陸のときほどの世界的興奮にはならないかもしれない。物心がついて記憶が残るギリギリぐらいの年齢の時に月面着陸を見て、ベランダから見える夜空に浮かぶあのお月様の上を人が歩いているのかと思うと、6歳ながらに「人間ってすごいな。科学ってすごいな。テクノロジーってすごいな」と感銘を受けて、宇宙飛行士になりたい

と思ったんです。子供の素朴な夢ですが、僕と同じように思った人は何千万人といたと思うんです。幸い理系が得意だったので、大学も理工学部に進学し、宇宙飛行士への道は最短距離で進んでいったつもりでしたが、大学を卒業する頃にNASDA(現JAXA宇宙航空研究開発機構)の願書を取り寄せたら応募条件の裸眼視力を満たすことができずに断念。その後、どこかの研究所で白衣を着て生活することにピンと来なかったので、ピュアな夢を忘れるためにピュアじゃなさそうな(笑)電通に入ったというわけです。

祐真 破れかぶれにでも電通に入れたということがすごいです。

高松 宇宙飛行士になって職業として宇宙へ行くというのが6歳からの夢。もう一つが、中1ぐらいから物理学にはまって趣味というぐらい好きになりました。アインシュタインの相対性理論に出合ってこれはすごいと思ったんです。光速に近いロケットで宇宙へ行って帰ってくると1万年経過している、とか。そういう宇宙のいろんな法則を知りたいという欲望が出て来たんです。大学でも物性物理学を専攻しましたが、僕はアインシュタインやニュートンのような天才ではないので、大理論を発見することはできない。でも人が発見したことを理解したくてしょうがない。だからたくさん本を読みましたが、百聞は一見にしかずで宇宙へ行ったら、これまでに読んだ百冊の本がリンクするのかもしれないと純粋に思ったんです。宇宙が知りたいから宇宙へ行きたい。夢は一度破れましたが、電通に入って宇宙でポカリスエットとカップヌードルの宇宙ロケCMを撮ることができました。青いつなぎを着た宇宙飛行士にコンテの読み方やカメラの使い方を教えて、本番では映画で見るような管制センターに入れてもらってインカムで宇宙飛行士と話しながら撮影もできました。宇宙にだんだん近づいていったけど、まさか自分が青いつなぎを着て訓練をする側になるとは夢にも思いませんでした。CMを撮影していても自分が役者として演じる側になるとは想像しないぐらい、こちら側とあちら側の別世界だったのが、いろんな縁があってこういうことになりました。

祐真 夢は叶うんですね。実際に宇宙へはいつ頃行けそうですか?

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高松さんのFacebook (https://www.facebook.com/Cosmo.Takamatsu/)より

高松 いろんなことが流動的なんですよね。今は2017年だから、2018年に行けるとは思えない。2019年から2021年が現実的でしょうか。

祐真 宇宙でしたいことはありますか?

高松 考え始めたらきりがないぐらいいろんなことがあります。

祐真 具体的にこういうことがしたいというのは?

高松 先ほど、なぜそこまでして宇宙へ行きたいの?という問いに一に夢、二に宇宙を理解したい、と答えましたが、ロシアで訓練を受けている間に、宇宙飛行士になりたいってなんだか馬鹿げてるなと思い始めたんです。宇宙飛行士とはプロフェッション=職業じゃないですか。僕は同じ訓練を受けたとはいえ、所詮職業じゃないんです。なんせまわり全員“本物の”宇宙飛行士なので、宇宙飛行士になることが目的といったら子供っぽいな、と。今でも宇宙へ行くことは夢ですが、それでは宇宙へ行った瞬間に夢が達成されちゃうじゃないですか。宇宙飛行士になること、宇宙へ行くこと、この子供っぽい夢が原動力だったわけですが訓練をすればするほど、宇宙へ行って何をするのかが重要なんじゃないかと思うようになりました。宇宙に行くことばかりに焦点を合わせていて、宇宙に行って何をするかということを考えていなかったことに気がつきました。

祐真 なるほど。数年前には宇宙へ行くことが考えられなかったわけですもんね。

高松 そうなんです。2014年はとにかく試験に合格すること。2015年は訓練を通過してサバイバルすること。そして数年後に宇宙へ行けるんじゃないかってなった今の夢は、宇宙で何をするかに変わってきました。

祐真 面白いです。とても素敵ですね。

高松 ISS滞在中のプロの宇宙飛行士は一分刻みでやらなければいけないことがたくさんあって忙しい。民間人はやらなくてはいけないことはほとんどなく、言ってしまえば暇なんです。

祐真 窓から地球を一日中見ていられるわけですね。

高松 1日はいいけど、4、5日窓の外を見ていたら飽きはしないにしても、何かしたくなりますよね。民間人はやりたいことができるんです。時間が限られているから、何と何と何を必ずやろう、というのをいろいろ考えているところです。

Page02. 自分がやりたいこと、得意なこと、世の中にとって意味のあることの接点探し

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自分がやりたいこと、得意なこと、世の中にとって意味のあることの接点探し

祐真 今考えていることはどのようなことですか?

高松 おそらく、僕は僕だけのお金ではISSへは行けないんです。全資産を費やしても足りないですね。誰かに助けてもらわないと行けない。クラウドファンディングやスポンサーが必要となってきます。そうなると誰かのため、みんなのために意味のあることを企画しないとサポートしてもらえないのは当たり前ですよね。「僕、宇宙へ行くので、スポンサーになってくれませんか?」と言っても誰も助けてくれません。それでは僕の夢でしかないからです。「こんなに意味のあるプロジェクトを実施する。その実現に協力して欲しい」と言えば共感して助けてくれる人も企業もいるかもしれません。「僕だけの夢」が「みんなの夢」になるからです。だから今は自分がやりたいこと、得意なことと、世の中にとって意味のあることの接点探しをしています。そのヒントはクリエイティブディレクターとして長年やってきたことにあると思っています。僕はプロフェッションとしての宇宙飛行士にはなれないですが、自分のプロフェッションを生かして宇宙で他の人にできないことをできるのではないかと思っているんです。映像や写真を仕事にしてきているので宇宙で撮影をすることに活動のベースがあると思っています。

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高松さんのFacebook (https://www.facebook.com/Cosmo.Takamatsu/)より

祐真 宇宙でアーティストとしての活動ですね。

高松 機材が全てではありませんが、考えうる限り最高のカメラとレンズで撮影したいですね。アポロの月面着陸の時代は全員がハッセルブラッドの66で撮っていたんです。枚数はそんなに取れないけれどいい写真がたくさん残っています。今ISSにあるのは当然デジタル一眼レフ。枚数はものすごく撮れるようになりましたが、それでも宇宙からみる地球の美しさを100とすると多分10も伝わらないんですよね。これをなんとか70とか80にできないかと思っているんです。画素数、ダイナミックレンジ、3D、VR等の技術がリアルに追いついていないということがベースにあります。それらを克服して撮影した写真や映像が地上で見られたら、宇宙に行かずして宇宙に行った人しか見ることのできない地球を見られることになりますよね。その視聴経験には凄く意味があると思うんです。それを見た人が僕も宇宙へ行きたいなって思うかもしれないし、環境を守らなくてはと思う人も、なんで戦争をしているんだろうって思う人もいると思います。僕はラッキーだったから宇宙への入り口が見つかった。でも多くの人はそう簡単には宇宙には行けない。だから宇宙からみる景色を地上に再現することを担いたいという思いが強くあります。

祐真 素晴らしいですね。とてもいいと思います。

高松 ASAやJAXAの宇宙飛行士は毎日やることがびっちりあって、写真や映像に費やせる時間が潤沢にはないと思います。だから時間が自由に使えるという民間人の特権と自分のバックグラウンドを生かして何ができるかなと考えています。

祐真 そのメイキングも見たいですね。壮大な話ですが現実味を帯びていますね。

高松 自分が写真好きだからかもしれません。先ほどのアイデア以外にも高画質のカメラを常設でISSの窓にくっつけてライブストリーミングをして、世界中の誰でも100ドル支払えばスマホのアプリからISSのカメラのシャッターが押せるというプロジェクトなんて面白いかなと。ログインすると“あなたが撮った写真”としてその時撮影したRAWデータがダウンロードできたりして。自分で撮った宇宙の作品として自分でRAW現像してもいいし、プリントまでしてくれたらいいなという人は200ドル。額装までしてほしいという人はさらに200ドルという具合に。世界中の人が宇宙から地球の写真を撮ることができるインフラができたら素敵かなと。これはクラウドファンディング向きのアイデアですね。常に地球上の誰かがシャッターを押している。そうすれば何十万枚となるので、その中からベスト100を美術館でキュレーションして展示するのもいいですよね。100枚に選ばれなかった人もQRコードを美術館でかざせば3分間は必ずその人の作品が映し出される、という仕組みなんかも面白そう。「ベスト100プラスあなたの作品」というような企画を考えています。

祐真 実現したら素敵ですよね。

高松 結局、電通時代と同じような取り組みに近いのかもしれない。クリエイティブディレクターなのかアーティストなのかわかりませんが、ミッションを背負って宇宙に行かないとレイジーな自分がシャンとならないのではと(笑)。

祐真 それにしてもよくそこまで想像できますね。毎日考えているんですか?

高松 毎日ではないですが、ロシアで訓練していた時はよく考えていました。訓練施設の敷地が広大で車も持っていないので、毎日敷地内の林の中や湖沿いを散歩したりサイクリングしたりしていました。レストランもバーもカフェもなく、あるのは林と湖とか星空だけ。そうなるといろんなことを考えますよね。

祐真 悟りの境地ですね。

高松 宇宙へ行くことが現実に見えてくると地球のいろんなものが愛おしくなってくるんです。庭先に咲いている花を見ていてキュンとしたりして。宇宙宇宙って言っていたけど、宇宙へ行く前に地球を見たいという気持ちが沸いてきて、この三ヵ月間で二回も北極圏へ行ってきました。地上から先にオーロラを見てみようと、ノルウェーのフィヨルドを船で巡りました。撮影技術に多少なりとも自信はあっても、実践が大事ですから作品撮りも兼ねて行ってきました。その直前には南アフリカのケープタウンへ行きましたね。

祐真 地球の最北端と最南端ですね。

高松 とにかく今は地球上の自然が見たいんです。一方で、人間も見たい。人間が作った文化や建築、アートも見たい。本当は時間にゆとりがあれば世界放浪したい気持ちです。でも現実は仕事しなきゃいけないですし、他力本願だけじゃなく自分で稼がないといけないので。

祐真 ビジネスと宇宙でやりたいことと地球でやりたいことのミックスですね。

高松 そうですね。それから宇宙ステーションの常識になっているけど、実は時代遅れのものって多いんですよ。分かりやすく言えば宇宙では堅いトイレットペーパーが品質改良されなくても誰も文句を言わない。それは何かを新しくする時に安全性を確かめるための試験をするのに時間とコストがかかるからです。まず国際宇宙ステーションには携帯電話がない。1年も住んでる人がいるのに、ですよ。

祐真 どうやって家族と会話しているんですか?

高松 共用のパソコンがあるんですよ。決められた時間に一定時間家族と話しができるローテーションが回ってきます。地球にいる家族は家族でその時間を空けないといけないし。

祐真 プライベートなんてありませんよね。

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高松 宇宙飛行士にだって一応オフタイムがあるんです。たとえば、窓から地球を見た時、ちょうど娘が通う大学があるサンフランシスコの上空だったとして「パパ上から見てるよ」って気軽にスマホで連絡ができたら素敵じゃないですか。今はそういうのがないんです。宇宙にスマホを持って行くとなると、リチウム電池やWi-Fiが安全かどうか、となってその検査に時間とお金がかかる。でもスポンサーがつけばクリアになる可能性が高いと思います。

祐真 スマホを持って行けるなら連絡も簡単に取れるようになるし、検索もできますね。

高松 そう、検索ができるんです。これは画期的です。今、宇宙では人間は情報的にだいぶ孤立しているんです。知りたいことが突然出てきても簡単に調べることができない。スマホがあれば検索して地球上の知を簡単に得ることができる。

祐真 宇宙に行って何を知りたくなるかわからないですもんね。

高松 突然物理や地理、歴史や宗教で知りたいことが出てくるかもしれないし。宇宙でスマホで検索できるようになるというのは本当に画期的だと思いますよ。音楽がストリーミングで聞けることも。今は、好きな音楽リストを作って持って行くのですが、突然バッハが聞きたくなるかもしれない。それがストリーミングとなるとなんでも聞けますよね。宇宙にいながら地球の知、音楽、本、あらゆるコンテンツとつながることができる。

Page03. 宇宙でやりたいことのアイデアは無限大に広がる

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宇宙でやりたいことのアイデアは無限大に広がる

祐真 ところで宇宙では宇宙服以外の格好はするんですか?

高松 宇宙服を着ることって訓練や非常時以外はないんです。ポロシャツに短パンという何でもない服装です。

祐真 その時にスタイリングがあってもいいですよね。ルイ・ヴィトンのスーツケースが傍らにあってもいいじゃないですか。

高松 ヴィトンのテーマは旅ですしね。無重力で浮いているモノグラムのバッグの向こう側に地球、というのは画的にも素敵ですよね。過酷な訓練を受けなければ宇宙飛行士になれない、というのは僕で最後の時代だと思うんですよね。今後宇宙旅行はもっと幅広い楽しみになっていくはずです。

祐真 ラグジュアリー宇宙の誕生ですね。

高松 そうなれば宇宙で使うファンデーションを作りたがるブランドも出てくるだろうし。とにかく今は、ありとあらゆる大人の楽しみが宇宙では何十年もストップしていて進化していないんです。宇宙で美味しいサードウェーブコーヒーを飲みたいと言ったらそれも初めてのことになるし。美しく仕立てられた素敵な服を着たいというのも初となる。初となることはだいたい楽しいんです。一回宇宙に行くだけで、ドリーミーなことから大人の男の贅沢みたいなことまで多種多様なプロジェクトができそうだな、と思っています。

祐真 高松さんのこれまでの経験が活きますね。

高松 訓練中に本物の宇宙飛行士に囲まれて、ただ単に宇宙へ行きたい、ということから宇宙へ行って何をするのかに目線が移ってきてようやく自分のキャリアと自分にしかできないことが重なり始めてつながってきたところです。

祐真 僕からしたら壮大ですが、東京に行きたいとかニューヨークへ行きたいという感覚に近いですよね。そういえば以前、東京からニューヨークへ2時間で行ける時代が来るっておっしゃっていましたね。

高松 10年から15年で可能になるのではないかな。5年ぐらいで電話の向こう側が人間なのかAIなのかわからなくなるんじゃないかなとも思います。そうなるとコールセンターの仕事がなくなっちゃいますよね。良くも悪くもありますが、そういう時代がものすごいスピードでやってくるのは確かです。

祐真 今、携帯でタクシーが呼べることが驚きです。いつの間にこんなことになっちゃったんだろう。

高松 英語圏では5年ぐらいで無人タクシーがたくさん走っていると思いますよ。10年後にはタクシーの運転手が少数派になるかも。

祐真 お抱えの運転手はいるでしょうけど。車を運転するのがそこまで好きじゃなければ、お酒も飲めますしね。

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高松 5年ぐらいじゃないですか、一番腹を割って話せる男性はAI彼氏のひろしくん、っていう時代が。

祐真 誰かに話しかけたい時ってあるしなぁ。

高松 全てを正直に話すと言う特殊な相手はカウンセラーや教会の懺悔室、禁酒会で本音を話すことなどではまかないきれないですよね。仲の良い友達にでも言えないことでも、AIなら全部話せる。しかも話せた上での友情めいたものもあって。どんな深夜でも早朝でも相手をしてくれて、感情的なものまでシミュレーションできるようになると……。

祐真 先日篠山紀信先生がラブドールの撮影をされた時、僕はスタイリングで立ち会っていたのですが、人間に見えちゃうんですよね。僕は買わないけど、と思っていたけど、一人暮らしで帰ってきて置いてあったら話しかけちゃうのかも。それが喋って動いて感情があるかのようになったら、よっぽど気の合う人以外リアルな友達いらなくなっちゃいますよね。

高松 切ないですけど、そういう時代はもうすぐそこまで来ているはずです。年々直線じゃなくて二次関数的に進化のスピードが上がっているから。今まで2年かかっていたものが1年、やがて6ヵ月でできるような進化の加速が起きようとしていますね。

祐真 コンビニも無人になりますね。

高松 アメリカでは持ち出した時点で勝手にチャージされる無人コンビニも始まりましたね。

祐真 本当にいろんなことが変わりますよね。ファッションショーのランウェイを歩くモデルがロボットだった、っていうこともありそうですよね。

高松 10年以内にはありえることですよ。ファーストルックを歩いていた子は実はロボットでした、ってショー後に発表するブランドも出てきそうですね。

祐真 ではまた三年後ぐらいにお会いしましょう。この話がどう展開するか楽しみにしています。今日はありがとうございました。

高松 こちらこそありがとうございました。行って帰ってきた頃には別人になっているかもしれません。

祐真 僕に時間をとってもらえないかもしれませんので、今からお約束をさせていただきますね。

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高松聡|TAKAMATSU Satoshi
1963年栃木県生まれ。86年筑波大学基礎工学類を卒業後、電通入社。営業として10年以上勤務した後、2002年にクリエイティブ分野へ。05年電通を退社し、クリエイティブエージェンシーground、宇宙映像制作会社SPACE FILMSを設立。主な作品に、スカイパーフェクTV!、アディダス、NTTレゾナント「goo」、日清カップヌードル「NO BORDER」「FREEDOM」など。大塚製薬ポカリスエット「宇宙CM」で世界初となる宇宙ステーションでのCM撮影を敢行した。


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