髙田延彦が語る、ヘネシー X.Oの味わい|Hennessy X.O
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2018年5月25日

髙田延彦が語る、ヘネシー X.Oの味わい|Hennessy X.O

Hennessy X.O|ヘネシー X.O

人生の傍らにはいつもヘネシー X.Oがあった(1)

250年余の歴史を誇る、コニャックの至宝「ヘネシー」。なかでも、三代目当主、モーリス・ヘネシーが1870年に創り出し、世界ではじめて“eXtra Old”の名が与えられた「ヘネシー X.O」に20代のころより魅了され、いまもなお味わいつづけている人がいる。元格闘家であり、いまではタレントや実業家などさまざまな顔をもつ髙田延彦氏だ。人生の傍らにはいつもヘネシー X.Oがあったという氏に、その魅力を語ってもらった。

Text by TAKI MasashiPhotographs by JamandfixStyling by MIZUGUCHI TakumaHair & Make up by UEDA ShinobuSpecial thanks to itsumo D

50代になったいまはソーダ割でいただくことが多い

男がたたずんでいる。男の名は髙田延彦。男の傍らにはヘネシー X.Oのボトルと、グラスがある。男の目は、ブドウの房をあしらった独創的でふくよかな、ヘネシー X.Oのカラフェを見つめている。

「この形は変わりませんね。最初は先輩方が美味そうに飲んでいるのを見て、じつに憧れました。いつか自分で稼いで飲むんだ、と思ってね。実際はじめて自分のファイトマネーで抜栓したときのうれしさは忘れられません。ちょっと緊張したほどです」

男の人生は波瀾万丈で、彼の言葉を借りれば「階段を上がったり、降りたり……」した。傍らにはいつもヘネシー X.Oがあった。

「レスラー現役時代、じつにかっこう良くこれを飲む方がいてね。何人かでテーブルを囲んでいるなか、ひとりカラフェを前に手酌でね。子どもが本当に好きなものをニコニコしながら飲むような雰囲気で、じつに美味そうに、ね。酒をグラスに注ぐのすら楽しそうでね。でも淡々としいて、幸せそうで。ああ自分もああいうふうに飲めたら、と思いましたよ。まだまだできていない、なぁ」

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1870年、ヘネシー家三代目当主、モーリス・ヘネシーが創り出して以来、不変のブレンドを守るそのコニャックのアロマやテイストは20代、30代の彼を、どう魅了したのだろう。

「うーん。あのころはより価値のあるものをより豪快に飲む、という側面も確かにありました。でも、若い時分に本物を知ることができたことは、確実に自分の糧になっています。若いときはクラッシュアイスを沢山入れて、その天辺まで満たして飲むのが好きで、50代になったいまはソーダ割でいただくことが多い。このコニャックはテイストがぶれないから、若いとき感じなかった味わいにいま気づくこともある。アロマに記憶のドアをノックされ、すっかり忘れていたことを思い出したりもしますね」

若くても、臆せず飲むべき?

「もちろん。本物を知ることは糧になりますから。それが背伸びであろうと、より高みに立つ。高みに立てば、より遠く広く見わたせる。それは、ファイトのあとのヘネシー X.Oが、若かかりし自分に教えてくれた事実です。50代になってテイストに自分の変化を感じ、アロマに昔を思い出すのも、若いころに飲んでいたからこそできること」

Page02. ヘネシー X.Oが誘う、7つの味わいを巡る旅

Hennessy X.O|ヘネシー X.O

人生の傍らにはいつもヘネシー X.Oがあった(2)

ヘネシー X.Oが誘う、7つの味わいを巡る旅

ナイーブでロジカルな一面も持つ総合格闘家は、時に負けても「出てこいや!」と叫びつづけた。一貫して男に惚れ込んでいるようだ。

「強くて、ジェントルで、優しいのが男でしょ。ヒョードルというトップファイターがいて、タイトルマッチのさい自分がファイト前にチャンピオンベルトを預かったんですよ。ベルトを受け取るためにリングに上がったら、もう電圧があるんじゃないかというくらいに雰囲気がピリピリしていてね。そのなかでヒョードルが一瞬だけ自分に笑ってウインクしたんです。じつにいい笑顔でね。その瞬間だけ静寂が彼を覆った。そのときはゾクっとしましたね。男だなぁと思いました」

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ヘネシー X.Oには甘い感触、弾けるスパイシーさ、溢れるチョコレートなど、ユニークな7つのチャプターがある。それを飲むことは、7つの味わいを巡る旅に出ることでもある。

「そう、人生もまた旅ですからね。至福の一杯は、旅の途中で旅を楽しむ感じかな」

彼にも1_格闘家、2_夫、3_父親、4_タレント、5_実業家、6_社会貢献家、などさまざまな顔がある。……ヘネシー X.Oが携える7つの味わいにちなみ、髙田延彦にも7の顔があるとしたら、“7”の顔は何だろう。

「……じっとしていられず、変化を求める顔かなぁ。あえていえば、変革家、でしょうか。つねに新しいテーマを求めています。これは昔からずっとそう。だから自分にはヘネシー X.Oのような本物が持つ不変の価値が、必要なのかもしれません」

そのとき、彼の手のグラスの中、時間に溶け丸くなった氷が、からりと鳴った。ふと見れば、男は淡々とした、しかしじつに幸福そうな、見事な笑みを浮かべていた。

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TAKADA Nobuhiko|髙田延彦
総合格闘家。1962年4月12日神奈川県横浜市生まれ。2002年に現役を退き、現在はタレント活動を中心に、ライフワークとして全国の小学生を対象にしたボランティアイベント『ダイヤモンド・キッズ・カレッジ』の開催に力を注ぐ。総合格闘技団体、RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション)統括本部長としても活躍中。http://www.takadanobuhiko.com/http://jp.rizinff.com/

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Hennessy X.O|ヘネシー X.O
1870年、世界で初めて“eXtra Old”の名が与えられたコニャック。力強さとまろやかさを持つ12年〜30年もののオー・ド・ヴィー(原酒)100種類をブレンド。8世代にわたって脈々とヘネシー家に受け継がれた、妥協なき技術と情熱による究極の味わいは、世界中で人々を魅了しつづけている。ストレートはもちろん、ロックやソーダ割りでも楽しめる。容量|700ml 度数|40度 希望小売価格2万100円(税別)
https://www.hennessy.com/jp

問い合わせ先

MHD モエ ヘネシー ディアジオ

Tel.03-5217-9731

※お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量で。

           
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