シャンパーニュ最大の醸造元「ポメリー」が手掛けた、イングランド産スパークリングワイン｜LOUIS POMMERY

LOUIS POMMERY｜ルイ・ポメリー

ドーバー海峡を渡って北上。バブル好きのための新定番「ルイ・ポメリーイングランド」

シャンパーニュメゾンのポメリーが手掛けたイングランド産のスパークリングワイン「ルイ・ポメリーイングランド」が2020年3月10日（火）に発売された。

Text by YANAKA Tomomi

南イングランド特有のテロワール、チョーク土壌で育ったブドウを使用

シャンパーニュポメリーの創業者、ルイ・アレクサンドル・ポメリーの功績へのオマージュとしてイングランド産の醸造スパークリングワイン「ルイ・ポメリーイングランド」が誕生した。

イングランド南部の一部の土地は、氷河期になる前はフランス・シャンパーニュ地方と地続きだった。そして、ミネラル豊富な白亜（チョーク）土壌としても知られている。また近年の温暖化の影響で、気候環境も、かつてのシャンパーニュに似てきたといわれている。

そこでポメリーを擁するヴランケン・ポメリー・モノポールグループでは、このシャンパーニュ地方のテロワールに匹敵する土地として俄然注目を集めている、英国ハンプシャーの土地を購入。現ポメリー最高醸造責任者のクレマン・ピエルロー氏らの監修のもと、スパークリングワインの製造に注力してきた。

南イングランド特有のテロワール、白亜土壌で育ったブドウを使い、充分な熟成期間を経て生まれた「ルイ・ポメリーイングランド」は、最初にフレッシュさと繊細なライムのアロマから始まり、はちみつのヒントを感じる白いフルーツの香りに包まれる。これらの香りが口の中に広がって味わいへと続き、リッチなハーモニーが生み出されるのだ。この味わいは、フレッシュオイスターやアフタヌーンティーのお供にも良さそうだ。

イングランドのテロワールで表現するポメリースタイル。通常のポメリーと飲み比べたり、料理とのマリアージュを楽しみたい。