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2024年9月11日
2000年に蒸留された原酒を使用したアードベッグの限定ウイスキー「Y2K23年」|Artbeg
Artbeg|アードベッグ
伝統と革新が融合した、アードベッグ再生期の原酒を使用
スコットランド・アイラ島の名門ウイスキーブランド「アードベッグ」から、特別な限定ウイスキー「アードベッグY2K23年」が数量限定で登場する。発売日は2024年10月23日(水)。
Text by WASEDA Kosaku
アードベッグらしい甘味とスモーキーな味わい
アードベッグは、そのピートの強さとスモーキーさで知られ、ファンからは「アードベギャン」と呼ばれるほどの熱狂的な支持を受けている。アードベッグのウイスキーは、特にそのユニークな風味が世界中の愛好者に評価されており、「ピーティーパラドックス」との愛称で知られている。
「アードベッグY2K23年」は、アードベッグ蒸留所の再生を象徴する2000年に蒸留された希少な原酒を基にしたウイスキーだ。この原酒は、バーボン樽とオロロソシェリー樽で23年間熟成されており、その独特の風味と高品質な仕上がりが特徴。2000年に使用された原酒は、51年間使用されていた歴史的なポットスチルで蒸留されており、アードベッグの伝統と革新が融合した貴重な一品だ。
2000年は、「2000年問題」 をはじめ、 デジタル化における混乱などさまざまな変化があった年。アードベッグの2000年は、グレンモーレンジィ社による買収後の再生期であり、蒸留所の改装と再興を遂げた重要な年だ。この時期に造られた原酒は、「アードベッグY2K」シリーズとして、アードベッグの歴史と次世代の始まりを繋ぐ特別なウイスキーとして位置付けられている。
「アードベッグY2K23年」の外観は淡い琥珀色であり、香りにはハーバルで甘く香ばしい特徴が感じられる。アマニ油や砂糖漬けのクルミ、レモンバルサムのような爽やかな香りが広がり、加水するとヘザーハニーやクレオソート、わずかにテント地の香りが現れる。口に含むと、舌の上ではじけるような口当たりがあり、濃密な甘さとともにアニスシードやトフィー、ダイジェスティブビスケット、ペパーミント、メンソール、挽きたてのコーヒーが広がる。その後、タールやススのような味わいが現れ、余韻には薬用のど飴、ビターオレンジの皮、オークのタンニンが感じられる。
最高蒸留 ・ 製造責任者ビル・ラムズデンは、「アードベッグ Y2K23年は 、 アードベッグにとって極めて重要な記念すべき年の象徴です 。新しい時代の幕開けに歴史的な蒸留器で造られたこの超希少なウイスキーは、以来ずっと蒸留所で大切に保存されてきました。ハーバルで柑橘系の甘い香りから、煤、ペパーミント、コーヒーが口の中で弾けるように広がるこのレトロなコレクターズクラシックは、アードベッグのノスタルジアそのものです」とコメントしている。
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