EAT|ザ・モノクル・カフェ ロンドン本店がオープン|モノクル
EAT|モノクルが理想とするカフェがロンドンに誕生
ザ・モノクル・カフェ ロンドン本店がオープン
イギリス発のファッション雑誌「MONOCLE(モノクル)」は4月15日(月)、ロンドンのチルターン通りに同誌初の直営カフェ「The Monocle Café(モノクル・カフェ本店)」をオープンした。
Text by KUROMIYA Yuzu
ハイセンスなビジネスマンがゆったりと過ごせる空間
モノクルの直営店、第1号店となる「モノクル・カフェ本店」は、2011年10月に阪急MEN’S TOKYOにオープンしたモノクルが監修する世界初のカフェ「モノクル・カフェ東京」のスタイルと雰囲気をふまえながら、モノクル読者のみならずコーヒー文化を愛する人すべてが心地良く過ごせる空間を演出。内装はすべてYoshi Takagi氏率いるモノクル誌のデザインチームが担当し、EDO Design & Constructionとともに、モノクルが理想とするカフェをつくり出した。
レッド・オークの特注カウンターがとりわけ目を引く1階は、マガジンラックにモノクルの最新号からバックナンバーまでがディスプレイされ、ゆったりとした雰囲気のなか、仕事や読書などおもいおもいの時間を過ごすことができる。また、チルターン通りの喧騒が楽しめるテラス席も用意。地下1階は、スクリーンやプロジェクターを完備し、定期購読者が貸し切りをすることもできるスペースに。さらに、オットマンを備えたソファ席では、モノクルの24時間インターネットラジオ「Monocle 24」を聴きながらくつろぐこともできる。
フードは、ショーディッチ地区にあるニュージーランド・オーストラリア発のAllpress Espresso社の珈琲豆焙煎チームが厳選したフレッシュなコーヒー、チーズが濃厚なモノクル特製トースト、そして、旬の素材を使用したミドリ・サラダなどのメニューが並び、イートインとテイクアウトが可能。ミシュランの2ツ星レストラン ル・ガブロシュでも名が知られていた日本人シェフ原雅幸氏が手がける「Lanka」のスイーツも取り揃える。
日よけからテイクアウト用の紙袋にいたるまで、モノクル誌のデザインチームによって一貫して手がけられた店内は、まさにハイセンスな大人のためのくつろぎ空間。ロンドンを訪れるさいには、ぜひ足を運びたいスポットだ。