EAT|東北への想いを込めた一夜限りのガラディナー『エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴』
LOUNGE / EAT
2014年12月8日

EAT|東北への想いを込めた一夜限りのガラディナー『エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴』

EAT|東北への想いを込めた一夜限りのガラディナー

『エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴』

 

フランス大統領府・エリゼ宮殿の料理長ベルナール・ヴォション氏とモナコ公国の宮殿料理長クリスチャン・ガルシア氏が東北復興支援のために来日。一夜限りのガラディナー『エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴-東北復興支援イベント-』が2月19日(火)、丸の内のパレスホテル東京で開催される。

 

Text by YANAKA Tomomi

 

東北の食材から生み出される究極の料理

東北の豊かな海の幸、山の幸をアピールし、東北の農産、水産を応援しようと企画されたガラディナー。パレスホテル東京が旧ホテル時代から50年以上にわたり美食文化を発信しつづけていることから、この夢のようなコラボレーションが実現した。

腕を振るうのは2005年にエリゼ宮殿の料理長に就任し、各国の王族や大統領を招く公式晩餐会で華やかな料理により外交舞台を盛り上げてきたベルナール・ヴォション氏と、美食家として知られるモナコ公国の君主アルベール2世公に仕え、最高級の食材調達のプロとしても知られるクリスチャン・ガルシア氏だ。

 
エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴 02

エリゼ宮殿 © Présidence de la République, service photographique

エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴 03

モナコ宮殿 © モナコ政府観光会議局

 

彼らはガラ・ディナーの前に来日し、自ら東北の地を訪問。そこで出合った魅力的な食材と宮殿の美食文化のなかで培われた匠の技をもちい、究極の料理をつくりだすという。

また、ガラディナーの収益の一部は、ふたりをはじめとする世界中の国家元首・王室の専属シェフが集う団体「Club des Chefs des Chefs」をつうじ、東北地方出身の有望な若手シェフの研修費用として寄付される。

またとない饗宴となるであろう今回のガラディナー。ふたりのグラン・シェフのコラボレーション、そして東北の食材とのマリアージュを愉しみたい。

 

Bernard Vaussion|ベルナール・ヴォション

フランス・ソローニュ地方出身。フランス大統領府・エリゼ宮殿料理長。幼少期より貴族の城の住み込み料理人だった母から料理を教わる。製菓学校で学んだあと、1970年よりオランダ大使館、英国大使館の料理人を務めた。1974年にエリゼ宮殿で働きはじめ、ジスカール・デスタン、ミッテラン、シラク、サルコジ、オランド現大統領ら、歴代国家元首のために料理を作ってきた。2005年エリゼ宮料理長に就任。各国の国家元首、王室、大統領らを招く公式晩餐会では、招待国の国旗などをモチーフにした鮮やかな飾りつけで、外交の舞台を盛り上げてきた。

Christian Garcia|クリスチャン・ガルシア

フランス・ブールジュ地方出身。モナコ公国・モナコ宮殿料理長。2005年以来、モナコ公国の君主アルベール2世公のお抱えシェフ。公式な晩餐会で腕を振るうと同時に、アルベール公とシャルレーヌ公妃の日々の食事を作る。オーガニックな食材を好むアルベール公は、母・グレース・ケリー公妃から譲り受けた菜園で野菜を育てたり、チーズを作るほど食材へのこだわりが強い。そんなアルベール公のために、ときにはガルシア氏自ら船に乗り込み、手に入れた新鮮な魚を料理することもあるという。常にあたらしい食材やアイデアを探し求めて、イタリアやフランスへ足を延ばす、最高級食材調達のプロ。

『エリゼ宮殿×モナコ宮殿 ふたりのグラン・シェフの饗宴』

日程|2月19日(火)

時間|18:30開場 19:00開宴

会場|パレスホテル東京

東京都千代田区丸の内1-1-1

Tel. 03-3211-5326(専用ダイヤル9:00~18:00)

料金|1名4万円(食事、フリードリンク、サービス料込み)

※お席に限りがあるため、あらかじめご了承ください。

http://www.palacehoteltokyo.com/

           
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