メゾン最高峰のRSRVラインに「メゾン マム RSRV ロゼ・フジタ」誕生|MAISON MUMM
MAISON MUMM|メゾン マム
画家レオナール・フジタをオマージュした
シャンパーニュ「メゾン マム RSRV ロゼ・フジタ」
シャンパーニュ地方・ランスで創業されたメゾン マム。同メゾンの最高峰シャンパーニュとなる「メゾン マム RSRV(アール・エス・アール・ヴイ)」から、メゾンと親しい友人であった画家レオナール・フジタ(藤田嗣治)へのオマージュとして創り出された「メゾン マム RSRV ロゼ・フジタ」が、2018年5月7日(月)より販売される。
Text by OZAKI Sayaka
コースの始めから終わりまで楽しめる、珍しいロゼシャンパーニュ
メゾン マムは1882年の創業以来、卓越したテロワール(畑、気候、土壌などのブドウの生育環境)と伝統の技術が織りなすシャンパーニュを造り続けている。そのマムのメゾン最高峰のシャンパーニュと位置付けられているのが、RSRVラインだ。RSRVの4文字は、最高醸造責任者のディディエ・マリオッティが真に出来の良いワインのみに与えるコードである。
そのメゾンが守り続けてきた伝統の結晶である最高峰のRSRVラインに、画家レオナール・フジタをオマージュする「メゾン マム RSRV ロゼ・フジタ」が誕生した。メゾンとレオナール・フジタは、パリで共通の友人を介して結び付いた。当時のメゾン マム社長を務めたルネ・ラルーの依頼で、フジタはバラの絵を描き、今もシャンパーニュのボトルネックにフジタの描いたバラが飾られている。
「メゾン マム RSRV ロゼ・フジタ」は、メゾン マムが所有するテロワールのなかでも、6つのグラン・クリュをアッサンブラージュして造られたエレガントなロゼ。クラマンとアヴィズのシャルドネ、アイとブージー、そしてヴェルズネーのピノ・ノワールのブレンドに、アンボネイのグラン・クリュの赤ワインが加えられ、赤や黒の果実のアロマともに力強さ、果実味、ふくよかさが与えられている。
艶やかなサーモンピンクのキュヴェは、ヴァニラの焼き菓子を思わせるアロマのなかに熟したベリーや苺がかすかに香り、赤ワインのようなふくよかさを感じさせる味わい。数あるロゼのなかでも、コースの始めから終わりまで食事に合わせて楽しめる、珍しいロゼシャンパーニュのひとつである。
メゾン マムの生産するシャンパーニュの量はごく限られており、提供するレストランも数が限られる。レストランで見かけたら、ぜひ味わっていただきたい。