浜松の名店「うなぎ 藤田」が白金台にオープン|EAT
浜松「うなぎ 藤田」白金台店
うなぎの新店ならここ
カウンターで行なわれるパフォーマンスが秀逸
創業明治25年の浜松の老舗、「うなぎ 藤田」の白金台店が3月9日、白金のプラチナ通りに待望のオープン。大人の隠れ家ならではの、こぢんまりとした空間で味わううなぎは絶品だ。
Text by OPENERS
浜名湖をはじめ、こだわり抜いた国産うなぎを使用
明治25年頃に現四代目の店主、藤田将徳の曾祖父 金三郎が浜名湖で採れたうなぎを長野県飯田市の割烹料亭に行商していたのが「うなぎ 藤田」のルーツという。そんな歴史ある名店が大人の隠れ家として白金台に新店をオープン。洗練された空間で老舗の味を堪能出来る。
白金台のプラチナ通り沿いにある同店は奥まった入り口から3階に上がる隠れ家的な空間。店内に一歩足を踏み入れるとカウンター越しにうなぎを焼くパフォーマンスが眺められるエンターテインメント的な作りが何度足を運んでもゲストを飽きさせることはない。ゆったりとした時間の中でうなぎを味わうには最高の立地で、6席のプライベートなカウンターの他に個室も用意されている。
「うなぎ 藤田」のこだわりは、浜松の清冽な井戸水を使用し、えさを与えず約一週間泳がせる“活かし込み”により独特の臭みを取り、身の引き締まった弾力のあるうなぎを作ることにあり。うなぎは関東風に背開きし素焼き、深蒸し上げの後、三代目によって完成された秘伝のたれにつけ込み、さらに備長炭で焼くことで味をしみ込ませる。ふっくらと焼き上げられたうなぎは長野県佐久産の輝くような白米の上に乗せられ、飛騨山椒とともに供される。ジューシーに焼き上がったうなぎとつやのあるシャリとのコンビネーションが絶妙だ。
うなぎが焼き上がる時間をゆったりと過ごすために、店内のテーブル感覚はゆったりと、洗練されたインテリアデザインに。プラチナ通りに面した窓からは外光が降り注ぎ、ランチタイムからゆったりとうなぎを堪能できる。うな重だけでなく、うなぎを使ったう巻やマリアージュを楽しめる日本酒など幅広いラインナップ。