ART|『ゼラチンシルバーセッション2013-Save The Film-』
ART│写真家50人による未発表作品の銀塩写真を愛でる
『ゼラチンシルバーセッション2013-Save The Film-』
約50人にも及ぶ写真家の未発表作品を銀塩写真で展示する『ゼラチンシルバーセッション2013-Save The Film-』が10月4日(金)から10月20日(日)まで、六本木のアクシスギャラリーで開かれる。
Text by YANAKA Tomomi
東北支援のためのサイレントオークションも開催
銀塩写真でしか表現できない楽しさや面白さを知ってもらおうと、2006年から開催しているゼラチンシルバーセッション。長い間培われてきた、手間ひまをかけた撮影や、暗室作業などの手仕事、技術、機材などを守ろうという想いをつなげていくプロジェクトとして、多くの写真家らの賛同を得て開催されてきた。
会場には、森山大道など大御所から、市橋織江やブルース・オズボーンといったいまをときめく写真家まで、約50人の未発表作品が集結。さらに、故植田正治氏の生誕100周年を記念した特別展示もおこなわれる。
期間中には展示作品とは別の写真作品のサイレントオークションも開催。収益の全額は東北の復興支援活動へと寄付されるという。また、次世代の銀塩写真を守る写真家を発掘する公募展『第1回GSSフォトアワード』の公開審査も、10月14日(月・祝)16:00から開催される。
このほかにも参加した写真家によるトークセッションなど、さまざまなイベントが企画されているという『ゼラチンシルバーセッション2013-Save The Film-』。電気信号に置き換えられた画像ではなく、化学反応による銀塩写真ならではの独特の奥行きのある表現を体感してほしい。
『ゼラチンシルバーセッション2013-Save The Film-』に10組20名をご招待
本展示会の鑑賞券を10組20名にプレゼントします。ご希望の方は下記よりご応募ください。
応募方法
info@gs-s.info
件名|GSS2013チケット応募
本文に氏名、年齢をご記入のうえ、メールにてご応募ください。
応募締切|10月3日(木)
※当選者の方にのみ、メールにてお知らせいたします。
賛同写真家
石塚元太良、市橋織江、井津建郎、井津由美子、井上佐由紀、ブルース・オズボーン、笠井爾示、片桐飛鳥、勝倉崚太、小林昭、小林紀晴、小林伸一郎、今道子、十文字美信、菅原一剛、鋤田正義、瀬尾浩司、田尾沙織、瀧本幹也、辻佐織、津田直、泊昭雄、百々新、百々俊二、中野正貴、中藤穀彦、中道淳、ハービー・山口、蓮井幹生、マーク・ヒガシノ、平間至、広川泰士、広川智基、藤井保、藤塚光政、本城直季、水越武、宮原夢画、三好耕三、村越としや、本橋成一、森本美絵、森山大道、八木清、山本哲也、若木信吾、渡邉博史
生誕100周年記念特別展示:植田正治