EVENT|more treesチャリティー写真展、「TOUCH WOOD展」開催
more trees|モア・トゥリーズ
チャリティ写真展「TOUCH WOOD展」、JR名古屋高島屋にて開催中
COP10を目前に控えた名古屋。坂本龍一氏が発起人である森林保全団体、more trees(モア・トゥリーズ)のチャリティ写真展「TOUCH WOOD展」が、JR名古屋高島屋にて開催中だ。
Text by OPENERS
12人の写真家たちが、間伐材フレームのなかで語ることとは?
今秋10月11日(祝)から開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)のパートナーシップ事業の一環として、坂本龍一氏が発起人である森林保全団体、more trees(モア・トゥリーズ)がチャリティ写真展「TOUCH WOOD展」を、JR名古屋高島屋5階ローズパティオにて開催している。
このチャリティ写真展は、2009年にmore treesの活動の一環としてスタートした、間伐材利活用の促進を目的としたプロジェクトだ。
more treesの賛同人であり、広告・アートの分野で第一線で活躍する12 人の写真家たちの作品を、森の「間伐材」を使用したフレームに収めて展示、販売し、作品価格の20~40パーセントをmore treesの国内外の森林育成活動費に還元するという企画。
昨年9月に渋谷パルコパート1 にて第一回目がおこなわれ、以後は博多リバレイン/イニミニマニモ、東京原宿のRestaurant-I において開催、今回が4回目となる。
このたびの会場であるJR名古屋高島屋の5階では写真展を、そして4階ではmore treesのオリジナルプロダクトを販売。
昨年から大好評の深澤直人氏デザインの鳩時計などは、名古屋でははじめて販売されるものであり、
注目を集めている。
おなじ階にあるほかの売り場でも、約30ブランドが環境保全へのメッセージを込め、「動物」「植物」「愛」
のいずれかのモチーフをテーマに表現した、JR名古屋高島屋オリジナルデザインのTシャツやグッズを販売中だ。これら商品の売上5パーセントが、more treesに寄付され森林保全活動に役立てられるという。
商品を購入すると、COP10名誉大使を務めているアーティストのMISIAさんとコラボレーションした
JR名古屋高島屋オリジナルエコバッグがもらえるという特典も。
ショッピングのついでに訪れ、気に入った作品があれば購入してみる。そんな小さなことで、未来のためになにかできるのだとしたら心強い。それぞれの写真家がなにを思い、作品をつくったのか。森を守ることはもちろん、そんなアーティストたちのクリエイティビティにも注目したい。
参加写真家(五十音順)
井上佐由紀、上田義彦、瀧本幹也、田島一成、naki、新田桂一、
M.HASUI、平間 至、広川泰士、松江泰治、MOTOKO、森住 卓
チャリティ写真展「TOUCH WOOD展」
場所|JR名古屋高島屋5階ローズパティオ
期間|9月29日(水)~10月12日(火)
時間|10:00~20:00
定休日|JR名古屋高島屋に準ずる