EVENT|皆既日食の瞬間を、オーストラリアのビーチから生中継!|パナソニック
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2014年12月16日

EVENT|皆既日食の瞬間を、オーストラリアのビーチから生中継!|パナソニック

Panasonic|パナソニック
合言葉は「太陽を使って、太陽を撮る」

皆既日食の瞬間を、オーストラリアのビーチから生中継!

今年5月21日の早朝、日本各地で観測された「金環日食」。眠い目をこすりながら、金色に輝く“輪”を見届けた人も多かったのではないだろうか。この25年ぶりの奇跡を「日本だけに留めておくのはもったいない」と、立ち上がったのはパナソニック。金環日食が起きた瞬間を、富士山の山頂から世界に向けて生中継し、その間じつに延べ約46万もの人が試聴した。あれから約半年。今度は、オーストラリア北部で観測が予想されている皆既日食を、ふたたび世界に向けて生中継する。

Text by TANAKA Junko (OPENERS)

11月14日、富士山の奇跡ふたたび! クリーンエネルギーが捉える世紀の瞬間

皆既日食とは、太陽と地球のあいだを月が横切るとき、太陽が全部月に隠れてしまう現象。太陽が見えないあいだ、わたしたちは希薄で高温なコロナ(=黒い太陽の周りを取り巻く、真珠色に淡く輝くガス)やダイアモンドリング、さらにはプロミネンス(=太陽の紅炎)を代わりに目にすることになる。皆既日食は観測できる地域が非常に狭く、一生に一度見ることができるかどうかという稀少な現象なのだ。

前回、皆既日食が見られたのは、モアイ像で有名なイースター島、チリ、アルゼンチン。2010年7月11日のことだ。そして11月14日(水)、2年3カ月ぶりとなる皆既日食がオーストラリア北部にやってくる。太陽が完全に見えなくなるピークは、現地時間の6時38分45秒から6時40分26秒にかけて。時間にしてわずか2分程度と、まさに一瞬のできごとである。

今年5月、金環日食の瞬間を富士山から生中継したことも記憶にあたらしいパナソニックが、この世紀の一瞬を、世界の人びとと共有しようとふたたび立ち上がった。「Panasonic Eclipse Live by Solar Power」と名づけられたこのプロジェクト。撮影機材やパソコンなど、中継に必要なすべての電力を、太陽光だけでまかなった前回と同様、2回目の挑戦となる今回も「Filming the sun, using the sun(=太陽を使って、太陽を撮る)」を合言葉に、太陽の力だけで皆既日食の瞬間をとらえる。

<前回のレポートビデオ/2分12秒>

今回は、メイン会場であるポート・ダグラスのホテル「シェラトン・ミラージュ・ポート・ダグラス・リゾート(Sheraton Mirage Port Douglas Resort)」と、サブ会場であるケアンズ近郊にある島の2カ所に、自社製の「HIT®太陽電池パネル」と「ポータブル電源」(リチウムイオン電池)を設置。メイン会場のポート・ダグラスでは、ホテルの目の前にあるビーチから、天体望遠鏡や高倍率レンズを装着したムービー一眼「LUMIX GH2」を使って、皆既日食の瞬間を撮影する。カウントダウンは、14日0時にスタート。4時30分(日本時間の3時30分)からレポーターが登場し、皆既日食のはじまりから終わりまでをインターネットをつうじて実況中継するという(この生中継の模様は、フェイスブックページからも試聴可能)。

プロジェクトのリーダーは、パナソニック ブランドコミュニケーション本部コンテンツ企画センターの次田寿生(つぎた・ひさお)さん。2回目の挑戦に向けて、OPENERSに次のように意気込みを語ってくれた。「1回目の挑戦を終えて感じたことは、日食が見える瞬間というのはみなさんの関心が非常に高いということ。ただ、当日は金環日食の瞬間に雲がかかってしまったり、山頂ということでネット環境がかんばしくなかったりと、美しい映像を届けるという点においては心残りな部分があった。そうした難しさが関心を集めた理由でもあったが、今回はそうしたチャレンジングな要素よりも、皆既日食という素材のよさを見てもらおうということでスタートした。いまの時期、オーストラリアの空はほとんど雲にかかることがないので、今回こそは美しい映像を届けられるのではないかと期待している」

日本では、14日の5時39分36秒に訪れる皆既日食のピーク。この稀少な天体ショーを、オーストラリアから届く映像とともに見届けたい。

Panasonic Eclipse Live by Solar Power

配信先|https://www.facebook.com/PanasonicEclipseLiveBySolarPower(フェイスブックページ)

<中継スケジュール>

中継開始(予定)|3時30分00秒(日本)/4時30分00秒(ケアンズ)

日食開始|4時44分54秒(日本)/5時44分54秒(ケアンズ)

皆既日食開始|5時38分45秒(日本)/6時38分45秒(ケアンズ)

ピーク時|5時39分36秒(日本)/6時39分36秒(ケアンズ)

皆既日食終了|5時40分26秒(日本)/6時40分26秒(ケアンズ)

日食終了|6時40分14秒(日本)/7時40分14秒(ケアンズ)

中継終了(予定)|7時00分00秒(日本)/8時00分00秒(ケアンズ)

           
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