EVENT|富士山の山頂で「金環日食」を臨む|Panasonic
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2015年5月14日

EVENT|富士山の山頂で「金環日食」を臨む|Panasonic

Panasonic|パナソニック

世紀の一瞬をとらえるのはクリーンエネルギー!?

EVENT|富士山の山頂で「金環日食」を臨む

5月21日早朝に訪れるとされる「金環日食」。楽しみにしている人も多いのでは? それにともない、パナソニックは「ELIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER」と題したプロジェクトを企画。この25年ぶりの奇跡を、“日本で一番太陽に近い場所”、富士山の山頂から世界に向けて生中継する。

Text by TANAKA Junko(OPENERS)

世紀の一瞬をとらえるのはクリーンエネルギー!?

「日食」は、太陽と地球のあいだを月が横切るとき、太陽の一部(ときには全部)が月に隠れてしまう現象。なかでも、太陽が全部隠れてしまう「皆既日食」、太陽のふちがドーナツ状に月の周りにはみだす「金環日食」は、まれにしか起こらないうえ、狭い範囲でしか見ることのできない稀少な現象だ。

今回の「金環日食」も、1987年9月23日に沖縄本島などで観測されて以来、日本で見られるのはじつに25年ぶりのこと。これを逃せば、2030年6月1日に北海道で見られるまでおあずけだというから、ぜひその姿を拝んでみたいところ。

当日は、全国で部分日食を見ることができるほか、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域では、金環日食を見ることができる。この中心食帯のなかでは、月が太陽の前面を通過するため、日食が最大になる前後には、太陽がドーナツ状になる様子を観測することができるのだ。

この中心食帯のど真ん中に位置し、空気が澄んでいる標高3776メートルの富士山の山頂は、どこよりも美しい金環日食を見ることのできる絶好の観測ポイント。しかし、ひとつ重大な問題が。5月の富士山の山頂は、雪に覆われた氷点下の環境であるうえ、生活電力もない。そこで立ち上がったのがパナソニック。「この世紀の一瞬を全世界に届けたい!」と、インターネットをつうじて金環日食がおこる瞬間を生中継するプロジェクト「ELIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER」を企画した。

プロジェクト名に入ったSOLAR POWER(=太陽光)の文字。それは、これが太陽光発電のみでおこなわれる、地球にやさしいプロジェクトであることをあらわしている。ビデオカメラ、撮影機材、パソコンなど、中継に使用する機材に必要な電力のすべてを、自社製の「HIT®太陽電池」と蓄電池でまかなう。

5合目に設置するベースキャンプ

当日はこんな美しい金環日食が見られるはず

当日までの流れはこうだ。5月17日、富士山の中間地点(5合目)にベースキャンプを設置。太陽電池で発電を、蓄電池で充電を開始する。5月20日、日食前日には、このベースキャンプで発電した電力を家庭用のポータブル電源に充電し、凍りついた急斜面を“アタックチーム”こと撮影部隊が登山し、山頂まで運ぶ。生中継は、こうした過酷な行程を乗り越える撮影部隊の活動を伝えるところからスタートし、金環日食をとらえた瞬間にクライマックスを迎える。

太陽と人の力とを結集しておこなわれるこの壮大なプロジェクトを見逃すな。

ELIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER
中継に使用する総電力量(すべて太陽光発電)|14200Wh
配信先|http://panasonic.net/eclipselive/(特設ウェブサイト)
http://www.facebook.com/PanasonicEclipseLive(Facebookページ)

           
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