DESIGN /
PRODUCT
2022年8月28日
バリスタとジュエリー工房が共同開発したメジャースプーン|PROOF OF GUILD
PROOF OF GUILD|プルーフ オブ ギルド
段差を利用し浅煎り・深煎り各約10gを測れる仕様に
バリスタとジュエリー工房が開発したコーヒーのメジャースプーンが面白い。浅煎りと深煎りそれぞれ豆の状態で約10グラム測れるその仕様とは。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
コーヒーのメジャースプーンと言ってもかなり挑戦的なアイテムが誕生した。開発を手掛けたのは国際珈琲鑑定士 / オールラウンドバリスタとして活動する「NOUDO」の岩崎泰三氏とオーダーメードジュエリー等を展開する「PROOF OF GUILD」。まずはじめに彼らが掲げたミッションは「浅煎り」と「深煎り」が一つのスプーンで10グラムずつ測れるという事。当然、豆の形や焙煎の具合によってピッタリと計ることは難しいが、様々な豆でテストを繰り返し、導き出した形状がこのユニークなフォルムだ。この形状を天然の土で鋳型を作り、溶けた真鍮を流し込むという鋳造方法で作るのだが、完成への道は険しく「大森鋳造所」の職人たちの根気の良い協力のもと、1年かけて実現したという。
形状は、スプーン内側の段差下部に「浅煎り」を少しこんもり入れると約10g入り、「深煎り」は上部まで入れると約10グラム入るようになっている。シンプルでありながらアイデアが光る、どれも異なる表情を持つ魅力的なスプーンだ。手作業からしか生まれない表情を味わってみて欲しい。
COFFEE MEASURING SPOON
- 素材|真鍮
- サイズ|h150×w41×d36mm
- 価格|8,800円
問い合わせ先
PROOF OF GUILD
https://s-u-i.jp/