「ドイツデザインアワード2022」を受賞。ミニマルなフォルムのスタッキングチェア｜Form & Refine

Form & Refine｜フォーム & リファイン

“緻密なデザイン哲学を通して素材を探求し、地球とクラフト文化を守る” というビジョンを掲げ、2018年より活動しているデンマークのデザインブランド「フォーム & リファイン」。「ドイツデザインアワード2022」を受賞した新作椅子が日本でも展開されることになった。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

明確な輪郭が快適な座り心地を演出。さまざまなシーンで活躍する一脚

北欧に伝わる家具製造の技術を継承しながら、CO2削減をはじめとする環境への配慮や工芸の保護を念頭に置いたモノづくりを行う「フォーム & リファイン」。この度、彼らが手がけた椅子『ブループリントチェア』が「ドイツデザインアワード2022」の「優れたプロダクト / 家具のデザイン」カテゴリーにて金賞を受賞した。

「ドイツデザインアワード2022」を受賞。ミニマルなフォルムのスタッキングチェア｜Form & Refine

建築で用いられる青地に白線を引いた「Blueprint（青図）」から名付けられたこの一脚は、人間の体に合うように形作られた緩やかに湾曲した座面と背もたれが特徴。外装からネジは一切見えず、ミニマルなフォルムが空間に映える。「ドイツデザインアワード2022」では、“人間工学、機能性、細部へのこだわり、そして、サステナブルな生産過程への評価” が金賞の選出理由になったという。5脚までスタッキングが可能。