DESIGN /
INTERIOR
2021年7月27日
ジョージ・ナカシマ企画展・グラスシートチェアのローズウッドモデルを受注販売| 桜製作所
桜製作所|サクラセイサクジョ
木と自然と家族を心から愛した 木匠 ジョージ・ナカシマ
「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」が7月24日よりデザインギャラリーLICHTにて開催される。注目はナカシマが初期(1944年)にデザインした「グラスシートチェア」のスペシャルエディションモデルの受注販売と、ENKEL主宰の水澗航キュレーションによるナカシマの作品の展示である。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
ジョージ・ナカシマは1905年ワシントン出身の家具デザイナーであり、建築家として知られている。ワシントン大学やハーバード大学大学院、マサチューセッツ工科大学で学んだ後、建築デザイナーとして活動をはじめる。1934年に来日し、A・レーモンドのもとで前川國男、吉村順三らとともに机を並べた。やがて木工家としての道を歩む。彼の作品は、スミソニアン博物館やシカゴ美術館、日本では国立工芸館、栗林公園商工奨励館などに所蔵されており、世界的に知られた木工家具作家として、今日のデザイナーたちにも大きな影響を与えている。
そんなナカシマの初期の名作「グラスシートチェア」が半世紀の時を経て復刻される。素材も当時と同じく入手困難なインド産のローズウッドを採用するため、大変希少なものと言える。桜製作所が手がけるこの限定モデルと、LICHTの洗練された空間との競演はまたとない貴重な機会となりそうだ。会期は8月1日(日)まで。
「グラスシートチェア」のスペシャルエディションモデル
- サイズ| W575 × D500 × H700 / SH430
- 会期|2021年8月1日(日)まで13:00 – 18:00 ※会期中は毎日営業
- 会場|LICHT
- 東京都目黒区青葉台3-18-10 2F
- INSTAGRAM: @licht_gallery
問い合わせ先
LICHT
Tel|03 6452 5840
http://licht-gallery.com