CAR /
NEWS
2020年10月22日
ポルシェ、700psの新型パナメーラを発売|Porsche
PORSCH Panamera 4E-Hybrid|ポルシェ パナメーラ 4E-ハイブリッド
PORSCH Panamera Turbo SE-Hybrid|ポルシェ パナメーラターボSE-ハイブリッド
ポルシェ、700psの新型パナメーラを発売
ポルシェジャパンは10月20日、700ps(514kW)を誇るフラグシップモデル「新型パナメーラターボS E-ハイブリッド」と、462ps(340kW)の「新型パナメーラ4 E-ハイブリッド」の予約受注を同日から開始すると発表した。
Text by HARA Akira
0-100km/h加速は先代を0.2秒上回る3.2秒、最高速度は先代を5 km/h上回る315km/hを記録
ポルシェのプラグインハイブリッドモデルラインアップは、直近に発表した560ps (412kW)のシステム出力を備えるパナメーラ4S E-ハイブリッドに、今回のパナメーラターボS E-ハイブリッド、パナメーラ4 E-ハイブリッドを追加することで、体系的にE-パフォーマンス戦略を拡張することになった。
最もパワフルなパナメーラターボS E-ハイブリッドは、571ps (420kW)の4リッターV8ツインターボエンジンと136ps(100kW)の電気モーターの組み合わせで、システム出力700ps(514kW)を発生。エレクトリックシステムは8段デュアルクラッチトランスミッション(PDK)に統合され、標準装備のスポーツクロノパッケージを使用すると0-100km/h加速は先代を0.2秒上回る3.2秒をマークし、最高速度は先代を5 km/h上回る315km/hに達する。
一方のパナメーラ4 E-ハイブリッドは、先代と同じ330ps(243kW)の2.9リッターV6ツインターボエンジンがエレクトリックシステムによって補完され、462ps(340kW)のシステム出力を発生。静止状態からわずか4.4秒(先代比-0.2秒)で100km/hまで加速し、280km/h(同+2km/h)で最高速度に達する。
搭載する高電圧バッテリーの総容量は、最適化されたセルの使用によって14.1kWhから17.9kWhに増加し、ドライビングモードはより効率的なエネルギー利用に適合。パナメーラターボS E-ハイブリッドは、WLTP EAER Cityモードで最大50km(NEDC:最大59km)の電気駆動のみによる航続距離を備え、パナメーラ4E-ハイブリッドは、WLTP EAER Cityモードで最大56km(NEDC:最大64km)をバッテリーのみで走行できるという。
ポルシェプラグインハイブリッドモデルは、標準の家庭用コンセントまたは電源ソケットを介して自宅で充電でき、標準装備のポルシェモバイルチャージャーを使用すると、モデルに応じて7.2kWの充電容量が得られる。
また、フラグシップモデルのパナメーラターボS E-ハイブリッドには、ポルシェ トルクベクトリングプラス(PTV Plus)を含むポルシェ ダイナミックシャシーコントロールスポーツ(PDCC Sport)電子制御ロール安定化システム、パワーステアリングプラスを含むリアアクスルステアリング、ポルシェ セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムなど、現在利用可能な全てのシャシーおよびコントロールシステムを標準装備。
日本仕様ではレーンキーピングアシスト、コンフォートアクセス、アダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビューを含むパークアシストといった他のマーケットではオプションとなる装備を標準で搭載した。
価格は、パナメーラ4 E-ハイブリッドが1,528万円、パナメーラ4 E-ハイブリッドスポーツツーリスモが1,575万円、パナメーラターボS E-ハイブリッドが2,973万円となっている。
問い合わせ先
ポルシェ コンタクト
Tel.0120-846-911
https://www.porsche.com/japan/