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2021年7月20日
ベントレー フライングスパーにハイブリッドモデル登場|Bentley
BENTLEY Flying Spur|ベントレー フライングスパー
フライングスパーにハイブリッドモデル登場
電動化戦略を展開中のベントレーモーターズは、最新のラグジュアリーモデルとなる新型プラグインハイブリッドモデル「フライングスパーハイブリッド」を発表した。
Text by HARA Akira
544ps、750Nmを発生するPHEVシステム搭載
新設計のパワートレインは、416ps/550Nmを発生する2.9リッターV6ガソリンエンジンと、136ps/400Nmの電気モーターを組み合わせたもので、システム最高出力はベンテイガ ハイブリッドよりも96psアップした544ps、最大トルクは750Nmを発生。
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優れたパワーリザーブ、力強いトルク、素早いスロットルレスポンスを誇り、停車状態から時速60マイルまでは、フライングスパーV8と比較しても見劣りしない4.1秒(0-100km/hは4.3秒)で加速。最高速度は285km/h という。
Eモーターを駆動するリチウムバッテリーは容量14.1kWhで、わずか2時間半ほどでフル充電できる(地域によって異なる)。蓄えたエネルギーはEモーターに供給するほか、従来の12Vバッテリー系統の補助にも使用。ベントレーの中で最も燃費効率に優れており、満タンでの航続距離は700km以上、電気のみで40km走ることができる。
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ドライバーへのフィードバックを向上させるため、インストルメントパネルにはモーターのみで走行するEVドライブモード、減速時のエネルギー回生、内燃エンジンによる走行モードを表示。従来のオートマチックスタート&ストップスイッチは、EVドライブモード、ハイブリッドモード、ホールドモードを選択するコントロールスイッチとなっている。
EVドライブモード:クルマの電源を入れるとすぐにEVドライブモードになり、可能な限り電気だけで走行する。
ハイブリッドモード:ナビゲーションシステムのデータに基づいて、効率性と航続距離を最大限に引き出す。このモードは長距離ドライブ向きで、ナビゲーションシステムの走行ルートに従いながら、Eモードの予測機能とエンジンの惰性回転を利用。ナビゲーションシステムに目的地を入力すると、走行シーン毎に適切なドライブモードを自動的に選択し、バッテリーの電力を最も効率的に利用するための計算を絶えず行う。EV走行が最も有効と思われるシーン、例えば都市部に進入したときなどに備えて、バッテリーに電力を蓄えるとともに、目的地に到着した時点で充電量がゼロになるように自動計算することで、トータルな効率性が最大限に向上する。
ホールドモード:エンジンと電力がバランスよく使い分けられ、必要なときに電力で走行できるように高圧バッテリーの充電量を維持。ドライバーがスポーツモードを選ぶとデフォルトでホールドモードになり、ブーストと回生を確実に行う。
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エクステリアカラーは、標準で7色を用意。60色以上の豊富なオプションカラーから選択することも、マリナーに自分だけのエクステリアカラーをオーダーすることも可能だ。
フロントフェンダー下部の「Hybrid」バッジ、車両後部の楕円形クアッドテールパイプ、左側リアフェンダーのカバー付きユニバーサル充電ポートは、フライングスパーハイブリッドの専用装備。ホイールは20インチが標準で、オプションの21インチホールは仕上げをポリッシュ、またはグレーペイント&ブライトマシニングから選択可能。マリナードライビングスペシフィケーションに含まれる22インチホイールは、仕上げを3種類から選択できる。
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ベントレーの職人技が惜しみなく注ぎ込まれたインテリアは、比類なきラグジュアリーとイノベーションを盛り込んだモダンなキャビンに仕上げた。シートレザーは5色から選択可能。ロアコンソールからフェイシアにかけては、ベントレーウィングをイメージしたデザインに。カラースペシフィケーションを指定すれば、レザーがさらに10色と、インテリアのデュオトーンカラーが2種類追加される。
すべてのフライングスパーは、高級自動車メーカー初となるカーボンニュートラル工場であるクルー本社で製造。受注開始は夏以降で、日本でのデリバリーは2022年第2四半期を予定している。メーカー希望小売価格は2,420万円となる。
問い合わせ先
ベントレーコール
Tel.0120-97-7797
https://www.bentleymotors.jp/