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2021年4月2日
レクサス、次世代レクサスを象徴するEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」を世界初公開|LEXUS
LEXUS LF-Z Electrified|レクサスLF-Z エレクトリファイド
レクサス、次世代レクサスを象徴するEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」を世界初公開
レクサスは3月30日、2025年までの実現を見据えた走りやデザイン、先進技術を織り込んだブランドの変革を象徴するEV(電動)コンセプトカー「LF-Z Electrified」を発表した。
Text by HARA Akira
「DIRECT4」とステアバイワイヤでレクサスならではの乗り味を追求
LF-Z Electrifiedは、同ブランドの電動化ビジョンLexus Electrifiedで目指す「車両基本性能の大幅な進化」を実現するため、EV専用プラットフォームを採用。ボディサイスは全長4,880×全幅1,960×全高1,600mmで、ホイールベースは2,950mm、重量2,100kg。最高出力400kW、最大トルク700Nmのモーターにより、0-100km/h加速3.0秒、最高速度200km/hのパフォーマンスを発揮する。バッテリーは容量90kWhの水冷式リチウムイオン電池で、航続距離は600km(WLTPモード)を実現した。
あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスにつながる気持ち良さなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を目指すレクサスならではの乗り味「Lexus Driving Signature」を深化させるため、新たな四輪駆動力制御技術「DIRECT4」やステアバイワイヤなどを採用している。
エクステリアは、進化するレクサスのデザインを示唆するスタディモデルとして、プロポーションに根差したシンプルで艶のある造形と独自性のあるデザインを目指したという。レクサスのデザインアイコンであるスピンドル形状は、ボディ全体のアーキテクチャーとしてさらに進化させたスピンドルボディという新たな表現に挑戦。ブランドのアイコンをボディ造形として捉えた立体的なデザインとし、リヤでは、クリーンでシンプルな水平基調のデザインに、張り出したタイヤを強調する造形を組み合わせることでトルキーな駆動力を支える力強いスタンスを表現。また横一文字の薄型リヤコンビネーションランプに新たにLEXUSロゴを配することで、フロントとともに次世代のレクサスを象徴するデザインとしている。
インテリアは、レクサスが創業当初から根幹としてきた「人間中心」の思想をより高次元で具現化するため、新コンセプト「Tazuna」に基づくコックピットを設計。手綱一本で意思疎通を図る人と馬の関係性に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ、ドライブモードセレクトなど、各種機能の操作が可能な空間を実現した。
また先進機能としては、ドライバーの嗜好や行動特性を学習したAIがドライバーを常にサポートする音声コミュニケーション、デジタルキー、格納式ドアハンドルのE-Latchシステムなどを採用している。
レクサス、次世代レクサスを象徴するEVコンセプトカー「LF-Z Electrified」を世界初公開|LEXUS
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Spec
LEXUS LF-Z Electrified|レクサス LF-Z エレクトリファイド
- ボディサイズ:全長4,880×全幅1,960×全高1,600mm
- ホイールベース:2,950mm
- 車両重量:2,100kg
- 航続距離(WLTP):600km
- バッテリー容量:90kWh
- 充電電力:150kW
- 電池:リチウムイオン電池
- 冷却方式:水冷
- 0-100km/h加速:3.0秒
- 最大速度:200km/h
- 最大出力:400kW
- 最大トルク:700Nm
問い合わせ先
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Tel.0800-500-5577(9:00-18:00、365日年中無休)
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