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2021年5月28日
メルセデスのコンパクトカー初のPHEVモデルが登場「A 250 e」｜Mercedes Benz
Mercedes Benz A 250 e｜メルセデス・ベンツ A 250 e
メルセデスのコンパクトカー初のPHEVモデル「A 250 e」
メルセデス・ベンツ日本は、「Aクラス」にプラグインハイブリッド（PHEV）の「A 250 e」と「A 250 eセダン」を追加。販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
1回の充電で約70kmのEV走行が可能
メルセデス・ベンツのコンパクトカーで初めてとなるPHEVモデルが追加された。
パワーユニットは、最高出力118kW(160ps)、最大トルク250Nmを発生する1.4リッター直列4気筒ターボエンジン「M282」に、PHEVシステムの組み合わせ。フロア下部には15.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、時速140km/hまではモーターのみでの走行でき、電気自動車（EV）のように使用することも可能だ。
電気モータのみでの航続距離はWLTCモードで70.2kmを記録。また充電は3.2kWまでの交流普通充電と、24kWまでの直流急速充電（CHAdeMO規格）に対応する。
ドライブモードは、「コンフォート」や「エコ」「スポーツ」のほか、ステアリング特性を個別に設定できる「インディビジュアル」、140km/hまで電気モーターのみで走行可能な「EL」、充電量を一定に保つためハイブリッドシステムによる駆動方式を選択できる「BL」と6種類を用意。
また「EL」モード走行時には、エネルギー回収量を5段階で調整。さらに、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせる「インテリジェントアクセルペダル」も搭載された。
「A 250 e」と「A 250 eセダン」ともに、「ハイ、メルセデス」で起動する対話型インフォテインメントシステム「MBUX」や、マルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況を的確に把握する安全装備「インテリジェントドライブ」が標準で装備される。
価格は、「A 250 e」が557万円、「A 250 eセダン」が567万円となる。
問い合わせ先
メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/