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2020年9月17日
初のフルモデルチェンジを迎えたプジョーのコンパクトSUV「SUV 2008」が日本に上陸|Peugeot
Peugeot SUV 2008|プジョーSUV 2008
Peugeot SUV e-2008|プジョーSUV e-2008
フルEVモデルも加わった新型SUV 2008が日本上陸
グループSPAジャパンは、プジョーのコンパクトSUV「SUV 2008」をフルモデルチェンジ。ガソリンモデルのほかにフルEVモデルも追加し、販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
SUVでありながら立体駐車場に収まるサイズに
初のフルモデルチェンジを迎えた「SUV 2008」がついに日本に上陸した。また今回からプジョーのSUVを示す4桁の数字のほかに、頭に「SUV」が冠されることとなった。
ボディサイズは全長4,305×全幅1,770×全高1,550mmとなり、全長はプラス145mm、全幅はプラス30mm大きくなったものの、全高は20mm低くし、多くの立体駐車場に収まるサイズに。
エクステリアも刷新し、フロントは垂直グリルと彫の深いボンネットに一新され、プジョーのフラッグシップモデル「508」と同じく新世代プジョーのアイコンともいえるLEDデイタイムランニングライトも採用された。リアに目を移すと、こちらもプジョーのシグネチャーとなったライオンの爪痕をモチーフにした3つのLEDリアライトがアクセントとなっている。
一方でフルEVモデルはデザインが異なり、ボディカラーに合わせて塗装されたラジエーターグリルや見る角度によって色調が変わるライオンマーク「ダイクロイックライオン」などが与えられ、一目でEVモデルであることが分かる仕様に。さらにバッテリーは座席の下、センタコンソールなどに格納されており、居住空間やラゲッジスペースは基本的に同等となる。
SUV 2008にはグループPSA最新のコンパクトプラットフォーム「CMP」が用いられ、先代モデルに比べ、ボンネットが低く長く、よりタイヤが四隅に配置された安定したスタンスを持つプロポーションを実現したという。
インテリアは、プジョーの最新仕様の「3D iコックピット」を搭載。小径ステアリングホイールを取り入れることでステアリングの上からメーターを確認しやすくし、肘が下がり脇をしめたコンパクトなドライビングポジションによるステアリング操作の少ない動線に寄与する。
パワートレインはガソリンエンジンが1.2リッター3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力130ps、最大トルク230Nmを発生。EVの電気モーターは最高出力136ps、自然吸気ガソリンエンジンで2.6リッター相当の最大トルク260Nmを発生。50kwhのバッテリーを載せており、JC08モードで385kmの航続距離を記録する。
EVは3種類のドライビングモード、2種類のブレーキモードを用意。特にブレーキでは自然な走行感を重視する「D」と、エネルギー回生を強化し、アクセルペダルだけでより積極的に減速をコントロールできる「B」が設定された。
また充電はコンセント型、ウォールボックス型、CHAdeMO(チャデモ)の3つの充電モードがあり、中でもチャデモは約50分で80%を充電。さらに、スマートフォンアプリを活用し、リモートチャージングをはじめ、充電状況の確認、遠隔でのエアコン作動なども可能となる。
安全装備は、最新の先進運転支援システムを全車標準装備。アクティブセーフティブレーキやアクティブクルーズコントロール、トラフィックサインインフォメーションなどその内容はフラッグシップモデルの「508」に肉薄するという。
プジョーでは新型SUV 2008オンライン発表会を2020年9月29日(火)19時からプジョーの公式YouTubeチャンネル
価格はガソリンエンジンの「アリュール」が299万円、「GTライン」が338万円、EVの「アリュール」が429万円、「GTライン」が468万円となる。
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