メルセデス・ベンツ、ミドルサイズSUV「GLC」にプラグインハイブリッドモデルを追加|Mercedes Benz
CAR / NEWS
2021年1月8日

メルセデス・ベンツ、ミドルサイズSUV「GLC」にプラグインハイブリッドモデルを追加|Mercedes Benz

Mercedes Benz GLC 350e 4MATIC|メルセデス・ベンツ GLC 350e 4MATIC

「GLC」にプラグインハイブリッドモデルを追加

メルセデス・ベンツ日本は、ミドルサイズSUV「GLC」にプラグインハイブリッド(PHEV)の四輪駆動モデル「GLC 350e 4MATIC」を追加。販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

蓄電容量がアップし、モーターアシスト機能も向上

メルセデスベンツが「EQ POWER」と謳うPHEVモデルがGLCに追加された。
パワートレインは、最高出力155kW(211ps)、最大トルク350Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに最新のPHEVシステムを採用。先代よりもリチウムイオンバッテリーの蓄電容量がアップしたことで、モーターアシストが向上し、システム総合での最高出力は235kW(320ps)、最大トルクは700Nmとなる。
130km/hまではモーターのみで走行でき、電気自動車のように利用することも可能。電気モーターのみでの航続距離は47.3kmを達成したという。
リチウムイオンバッテリーは小型化された13.5kWhを搭載。ダイムラー社の完全子会社「Deutsche ACCUMOTIVE」で生産され、複数のモデルに搭載することを前提に汎用性が高く設定されているそう。
無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングサポートとして、「インテリジェントアクセルペダル」に「プレッシャポイント機能」を搭載。EVモードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることで、無駄なエネルギーの消費を抑える。
エクステリアやインテリアは2019年に刷新したデザインを踏襲。「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動する対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載するほか、最新世代の安全運転支援システムも標準装備された。
充電設備では、自宅などに6.0kW(30A)対応の交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置にかかる費用負担を軽減するため10万円のサポートも実施。さらに、月額基本料金3000円で全国にあるNCS(日本充電サービス)加盟の普通充電器(AC)を無料で利用できる充電サービス「Mercedes me change」も新たに導入されている。
価格は899万円で、デリバリーは2021年4月以降の予定だ。
問い合わせ先

メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/

                      
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