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2020年5月11日
ランボルギーニの最新モデル、ウラカンEVO RWDスパイダー続報|Lamborghini
Lamborghini Huracan EVO Rear-Wheel Drive Spyder|ランボルギーニ ウラカンEVO RWD スパイダー
ランボルギーニ ウラカンEVO RWDスパイダーモデル続報
ランボルギーニ は5月7日、同社の公式ウェブサイトで、初のAR (拡張現実)を使用した新型モデル「ウラカンEVO RWD スパイダー」の発表を行ったのは既報の通り。本記事では同モデルの詳細を紹介する。
Text by HARA Akira
ソフトトップはボディカラーに合わせて豊富なカラーオプションから選択可能
ウラカンEVO RWD スパイダーは、後輪駆動のV10エンジン搭載モデルである、ウラカンEVO RWDのオープントップバージョン。50km/h以内で開閉可能な超軽量ソフトトップは17秒以内でリアフードに収納でき、ボディカラーに合わせて豊富なカラーオプションから選択できる。
全長4,520×全幅1,933×全高1,180mmのボディは、ルーフの開閉状態にかかわらずスポーツカー特有のラインをまとい、追加のエアロパーツ装備なしでクーペと同様の性能を発揮するという。フロントエアインテークの新しいフロントスプリッターと、バーティカルフィンが特徴的なハイグロスペイントのリアバンパーは、他のウラカンシリーズとは明らかに異なるデザインになっている。
搭載する自然吸気のV10エンジンは、クーペと同じ最高出力449kW(610ps)/8,000rpm、最大トルク560Nm/6,500rpmを発生。7段デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動する。パフォーマンスは0-100km/h加速3.5秒、0-200km/h加速9.6秒。最高速度324km/hと発表された。
ANIMAで選択するドライブモードに対応するP-TCSトラクションコントロールシステムは、後輪駆動モデル用に特別にチューニングされており、鋭いコーナリングやドリフト後の立て直しにおいて安定したトルクと確実なトラクションを提供し、あらゆるコンディションでアドレナリンを刺激するパフォーマンスを実現するようデザインしたという。
SPORTモードでは、オーバーステアの角度が急激に増したときにトルクを制限して車両の安定と優れたコントロール性を実現しながら、加速中に後輪を滑らせるドリフトの楽しみを提供。CORSAモードでは、ハイパフォーマンスな状態でコーナーを脱出する際のトラクションと敏捷性を最適化し、ダイナミクスとスピードを最大化すると謳う。
同社のステファノ・ドメニカリ CEOは「ウラカンEVO RWD スパイダーは、運転する喜びを倍増してくれるクルマです。ピュアなドライビングの楽しさと、躍動的な時間や機会をもたらしてくれます。ドライバーはランボルギーニ のテクロジーと完全に一つになり、後輪駆動の設定から得られるフィードバックとエンゲージメントを体験できます。電子制御を最小化しながら、オープンカーに乗る者だけが得られる自由と刺激を味わえるのです」とコメントした。
デリバリーは2020年夏以降で、日本での価格は2,653万9,635円(税抜)を予定している。
Spec
Lamborghini Huracan EVO Rear-Wheel Drive Spyder|ランボルギーニ ウラカンEVO RWD スパイダー- ボディサイズ|全長4,520×全幅1,933×全高1,180mm
- ホイールベース|2,620mm
- 車両重量|1,509kg(乾燥重量)
- エンジン|5,204ccV型10気筒ガソリン
- 最高出力|449kW(610ps)/8,000rpm
- 最大トルク|560Nm/6,500rpm
- トランスミッション|7段LDFデュアルクラッチ
- 駆動方式|MR
- 前後重量配分|フロント40:リア60
- タイヤ|フロント245/35 ZR19 リア305/35 ZR19
- サスペンション|ダブルウィッシュボーン(フロント/リア)
- パワーウェイトレシオ|2.4kg/ps
- 最高速度|324km/h
- 0-100km/h加速|3.5秒
- 0-200km/h加速|9.6秒
- CO2排出量|335g/km
- 価格|2,653万9,635円(税抜)
問い合わせ先
ランボルギーニ
公式サイト
https://www.lamborghini.com/jp-en
公式facebook
https://www.facebook.com/LamborghiniJapan